金木犀といえば、あの甘い香りを思い出しますね。
庭に植えている人などは、香りで秋を感じるという人も多いのではないでしょうか。
そんな金木犀ですが、どんなメッセージ性を持つ花言葉を持つのかご存知ですか?
花をプレゼントする際は、どういった意味が込められているのかを知った上で贈りたいですね。
では、金木犀の名前の由来や花言葉についてご説明します。
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目次
金木犀の名前の由来とは?
金木犀の 「犀」という字は、動物のサイを意味する漢字です。
あの可愛らしい花とサイがなかなか結び付かないので、ちょっとびっくりしますよね!
名前の由来には「樹皮の模様がサイに似ている」「複雑な模様で、厚い葉がサイ皮のようだから」といった説があります。
また、中国では「丹桂」といいます。
属名は 「Osmanthus(オスマンサス)」といい、ギリシア語に由来しています。
「osma(香り)」と「anthoe(花)」を合わせた言葉ですが、もちろんあの香りから付けられています。
金木犀という名前は、花からというわけではなく、樹皮や葉に由来していることがわかります。
「金」というのは、黄色い花を咲かせることから来ています。
金木犀の花言葉と由来!
金木犀の花言葉としては・・・
「初恋」「真実」
などがあります。
謙虚というのはあの甘い香りに比べ、花が小さめで控えめなことに由来しています。
気高い人は 「品がある」という意味で、雨が降ると惜しむことなく花を散らせることの潔さから来ています。
陶酔はあの香りに惹き付けられ、ほろ酔い気分になるという意味や、開花時期が短い儚さも関係しています。
初恋は、記憶に残るような香りに由来するもので、初恋はいつまでも忘れられないということですね。
真実は、香りの強さと花の姿のギャップが影響しています。
このように金木犀の花言葉は、花の香りが関与しているものがほとんどです。
金木犀のプロフィール
モクセイ科モクセイ属の花で、原産は中国です。
旬は秋で開花時期は9~10月です。
オレンジ色の花を咲かせますが、花の持ちは10日ほどと短いです。
ちなみに、白い花のものは 銀木犀です。
金木犀は銀木犀の変種にあたります。
雌雄異株(しゆういしゅ)の植物とされ、通常雄花を咲かすものと、雌花を咲かすものに分かれています。
風や昆虫などに花粉を運んでもらって受粉します。
ただし、金木犀の場合、日本には雄株しか存在しないので実にはなりません。
甘い香りが特徴で、桂花陳酒というお酒や桂花茶、桂花醤など食用にも使われています。
秋になり、庭に咲いている金木犀を見ながら、花言葉を思い出すのもよいですね。
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