ツンツンとした針が可愛らしい ハリネズミは、ペットとして飼育することもできます。
実際、最近飼い始める人も増えつつあり、ブームを迎えているようです。
手のひらサイズの小動物としては寿命が長い方ですが、気を付けたい病気などもあります。
せっかく飼育するのであればできるだけ長生きしてほしいですよね。
そこで、ハリネズミの寿命や飼育する上で気を付けたい病気などについてご説明します!
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目次
ハリネズミの寿命はどのくらい?
ペットとして飼育されるハリネズミの寿命は、平均 5~10年といわれています。
同じくらいの大きさのペットであるハムスターは平均2~4年くらい、うさぎは6~8年くらいが寿命とされているので、小型のペットの中では寿命が長い方といえます。
もともと夜行性の動物ですので昼間は寝ていることが多いです。
ただ、生活リズムに気を付けてあげるとぐっと長生きさせてあげられるようです。
せっかく愛着を持って飼うのであれば、少しでも寿命を延ばしてあげたいですよね…。
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ハリネズミがかかりやすい病気とは?
ハリネズミを飼育する上で、気をつけたい 病気がいくつかあります。
最もかかりやすい病気が、「ダニ症」というものです。
毛や針が抜けたり、針にかさぶたのようなものができたりします。
飼育環境を清潔に保つことで予防できます。
また、発症したらすぐに病院に連れて行けば、命を落とすほどに重症にはならないようです。
次に「ふらつき症候群」があります。
歩き方が急にぎこちなくなったり、ふらふらとするようになった場合はこの病気が疑われます。
特に、後ろ足の震えから発症することが多いです。
原因がはっきりわかっていない病気ですが、 栄養失調が1つの原因になるようです。
ふらつき症候群は最悪の場合死に至ることもあるため、早めの治療が必要になります。
さらに、飼育する中で多く発症するのが、スギやヒノキなどのアレルギーです。
床材などに対してアレルギーを起こすことがあり、顔やお腹にただれができてしまいます。
飼育環境に床材を入れないようにすれば防ぐことができます。
ハリネズミの病気・人間に移るものもある?
ハリネズミの病気で、人間にも移る可能性があるのはダニによる 皮膚炎です。
ダニはハリネズミの飼育ゲージだけでなく、人間の布団やカーペットでも繁殖することがあります。
日頃から住環境を清潔に保つことで予防することができます。
また、水虫の原因になる白癬菌は、ハリネズミにも皮膚炎を起こすことがあります。
飼い主さんが水虫になった時は、逆にハリネズミに移すことがないよう注意する必要があります。
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ハリネズミの寿命を延ばすためにできることは?
ハリネズミになるべく長生きしてもらうためには、適切な体重維持や食事の管理、爪切り、飼育環境内の温度や湿度の調整が大切です。
体重は急な増減があれば、病気の可能性が疑われるので早めに獣医を受診しましょう。
ハリネズミの食事は、高カロリーで消化のよいものが必要とされます。
また、ビタミンやカルシウムが不足すると「ふらつき症候群」になりやすくなるため、バランスの取れた内容の物を選びましょう。
また、飼育環境は、 温度24~29℃、湿度40%以下が適切とされています。
暑すぎる寒すぎるという状態は、ハリネズミの寿命を縮める原因になります。
さらに、夜行性の動物なので昼間は寝ていることがほとんどです。
明るいところや直射日光も苦手としているので生活リズムにも注意してあげたいですね。
夜行性で散歩なども特に必要ないので、普段仕事をしている人にはピッタリのペットです。
信頼関係ができると懐いてくれるようになり、とても可愛い動物なので、少しでも寿命を延ばしてあげる努力を怠らないようにしてあげましょう。
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