ジャンクフードの代名詞ともいえるポテトチップス。
毎日のように食べているという人も多いかもしれませんが、健康のために食べているという人はまずいないでしょう。
どちらかといえば体に悪いというイメージの方が強いですが、あの食感とちょうどよい塩気で、ついつい手が止まらなくなりますよね。
ポテトチップスには油や塩分だけでなく、体に悪い影響を及ぼす原因が潜んでいます。
なかには、発がん性物質が含まれているという噂もありますが、本当でしょうか…。
そこで・・・ポテトチップスが体に悪いといわれる理由についてご説明します!
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目次
ポテトチップスは体に悪い理由は?
ポテトチップスは、子どもか大人まで大好きな人も多いですが、体に悪いといわれる理由はいくつかあります。
まず、高カロリー食材なので肥満が心配な点や、塩分が多めに添加されている点も要因として挙げられます。
また、ポテトを揚げた時に使われた油が酸化することによる「過酸化脂質」が含まれている点もそのひとつです。
過酸化脂質とは、いわゆる悪玉コレステロール(LDL)というもので、肌の老化、動脈硬化、アルツハイマー型認知症など、様々な病気や症状の引き金になることがわかっています。
さらに「アクリルアミド」という有毒化学物質が含まれており、特にポテトチップスが体に悪いといわれる大きな理由となっています。
アクリルアミドは過剰に摂取してしまうと、神経障害などの異常が出てしまうリスクが指摘されています。
また、妊婦さんが摂取し過ぎてしまうと、胎児の遺伝子損傷を引き起こす可能性も危惧されているのです。
ポテトチップスを食べ過ぎると肥満に!カロリーは?
ポテトチップス100g当たりのカロリーは約555kcalです。
555Kcalというのは、普通の人が4時間近くウォーキングをしてやっと消費できる数値に当たるため、高カロリー食品といわざるを得ません。
商品によっては100gを超えるものもありますし、パーティーサイズなどになるとそれ以上になりますが、大好きな人は手が止まらず、30分~1時間もあれば食べ切ってしまう人もいますね。
ジャガイモ自体も他の葉物野菜などと比べても高カロリーですし、さらに油で揚げることで肥満に繋がりやすいため、ポテトチップスは体に悪いといわれる理由になっています。
今や、肥満は様々な生活習慣病の元とされていますので、食べるにしても控えめにしておく必要があります。
また、塩分(ナトリウム)が多めに添加されているため、むくみの原因にもなりやすく、体重の増加に直結してしまうことがあります。
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ポテトチップスには依存性があるって本当?
ポテトチップスには、いわゆるマイルドドラッグの一種とされる塩や化学調味料が大量に使われています。
そのため、依存性がある食品といわれています。
日常的にポテトチップスを食べ続けている人は、途切れてしまうと気持ちが落ち着かなくなり、すぐにスーパーやコンビニに出かけて購入しようとする人も多いです。
重度にもよりますが、無くなると気分が悪くなったり、頭痛を起こしたりという禁断症状が現れる場合もあります。
ポテトチップスに含まれる塩分や化学調味料が、脳に神経伝達物質の ドーパミンを発生させてしまうことによるもので、体に悪いといわれる理由のひとつに挙げられます。
依存性があれば「また食べたい」という気持ちも強くなりますので、肥満になるほど過剰摂取することにも繋がります。
発ガン性物質が含まれているって本当?
ポテトチップスには、揚げ油が酸化することによる過酸化脂質や、有毒化学物質である「アクリルアミド」が含まれていますが、これらには 発ガン性物質の疑いがあります。
もちろん、日常的に食べるお菓子でもありますので、はっきり断言することはできません。
ただし、アクリルアミドは国際ガン研究機関による分類上、2番目に発ガン性が疑われる物質です。
厚生労働省からも、「ポテトチップスにはアクリルアミドが特に多く含まれている」ということが発表されており、長期間摂取することの危険性が指摘されています。
オスの動物を利用した実験でも、アクリルアミドは繁殖障害や、生まれる子どもに悪影響を及ぼすリスクがあるということが結果として現れているそうです。
ポテトチップスは食べ始めるとついつい手が止まらなくなりますが、体に悪いといわれる理由も納得できますね。
子どものおやつなどにする際も、なるべく控えるようにした方がよいでしょう。
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