帽子 頭痛 症状 原因 治し方

帽子を被って出かけていると、途中で頭痛が起こることはありませんか?

 

なんとなく頭が締め付けられるような感覚に陥り、帽子を脱いで数時間経たないと症状が落ち着かないこともあるようです。

 

しかも、普段はほとんど頭痛を感じることのないような人にも現れるようで、どういった原因が挙げられるのでしょうか…。

 

また、被っている最中はなんとか我慢できても、脱いだら余計に辛くなるという人もいて、症状の現れ方にも個人差があるようです。

 

そこで・・・帽子による頭痛の主な症状・原因・治し方についてご紹介します!

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目次

帽子による頭痛・主な症状や痛くなる部分は?

帽子を被ることで起こる頭痛は、 こめかみ付近に症状を感じたり、それを中心として円状に頭が締め付けられるような感覚に陥る人が多いようです。

 

頭頂部が痛くなるという人は少なく、どちらかといえば緊張型頭痛のように後頭部に痛みを感じたり、首や肩の凝りを訴える人もいます。

 

また、目が疲れているような錯覚を覚えるという症状も多く、帽子を脱ぐと余計痛みが辛くなる場合もあります。

 

そのため、「脱ぎたくても脱げない」という厄介な状態を繰り返している人も珍しくありません。

 

他の病気が関与していない、いわゆる「一次性頭痛」には偏頭痛をはじめ様々挙げられますが、そのどれにも含まれず、単に圧迫感を脳が痛みとして記憶していることもあります。

 

 

帽子による頭痛・主な原因は締め付けや視野の狭さ?

こめかみ周りが痛くなる場合は、帽子の締め付けが頭痛の原因となっていることも考えられます。

 

この場合は、帽子の縁を一周するように、頭全体が締め付けられている感じがして、とても辛いものです。

 

帽子を脱いだとしても、数時間は治まらないということも多いため、同じ様な症状を繰り返す人は被らないようにする方が得策です。

 

自分では締め付けがきついと感じていなくても、実は圧迫されていることで血流が滞ってしまったり、その周りの神経や視神経にも悪影響を及ぼす場合もあります。

 

特に、長時間被っている人の主な原因とされていますので、時々脱いだり首を回してあげるなど、こめかみ周りにストレスが集中しないように気を配りましょう。

 

 

また、目の疲れを伴う場合は、帽子のツバで視野が狭くなっていることが原因という可能性があります。

 

視野が狭いとそれだけで目が疲れてしまいやすく、視神経が逆に頭痛に関する神経を障害しやすくなっています。

 

視界にツバが入ることで頭痛を発症することもあるため、特に女性の場合はツバ広で小顔効果のある帽子には注意してください。

 

その他、伸縮性のあるニット帽も、本人の想像以上に頭部を圧迫しているリスクもあるため、防寒対策やサマーニット帽などにも配慮して下さい。

 

 

帽子による頭痛・一時的な症状の早い治し方は?

まず、自分では緩めの帽子と認識していても、頭部を 圧迫・刺激しているものは多く、血流などに影響を与えています。

 

その結果、脳の神経にも刺激を与えることになるため、こまめに脱いで「頭の休憩」も必要ですね。

 

もし頭痛を発症した場合は、カイロや温かいおしぼりなどがあれば、こめかみ、後頭部、後ろの首筋を温めるという治し方もあります。

 

 

また、日常から首や肩が凝っているのが原因で、帽子はきっかけに過ぎないという場合もあります。

 

その可能性を感じたら、耳たぶの下から鎖骨まで伸びている大きな筋を、優しく揉みほぐすようにマッサージをしてみましょう。

 

首や肩を回してみるだけでも、血行が回復して症状が緩和することもあります。

 

それでも辛いようであれば、ドライヤーの熱で首と背中の境目当たりを温める治し方もありますが、くれぐれも火傷しないよう注意してください。

 

いずれにしても、緊張型頭痛に近い症状が出ていると考えられるため、お風呂にゆっくり浸かるなど、温めた方が治りやすいと思われます。

 

ただし、もともと偏頭痛を持っている人は逆効果になるため、「冷やすようにすること」「暗い部屋で安静にすること」などの方が効果が高いです。

 

帽子を脱いだ時にいつも頭痛に襲われるという人は、急に血管が弛緩することで血流がよくなり、脳の神経を刺激していることも考えられますので、頭痛外来で診てもらいましょう。

 

帽子は紫外線から頭部を守ってくれたり、おしゃれなアイテムとしても使えますが、同じような症状を繰り返すようであれば、被らないということも必要ですね。

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