夏の縁日で「金魚すくい」というのは定番ですね。
自宅に持って帰って飼育しようと思っても、すぐに弱って死んでしまうこともあります。
また、上手に育てることができれば、10年以上生きるケースもありますよね。
そうなると愛着も湧いてきますので、死んだら寂しい想いをすることも多いです。
気分的にも生ゴミとして捨てるわけにもいかず、どう処理すればよいのか迷ってしまいがちですね。
そこで・・・金魚が死んだら処理はどうするのがよいのか、というテーマでご紹介します!
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目次
飼っていた金魚が死んだら水に浮く、沈む?
もともと魚類にはまぶたがありませんので、当然金魚にもありません。
そのため、ジッとしていると寝ているのか死んでいるのか、見分けがつきにくいかもしれませんね。
特に変な動きをしていて弱っている様子を見ていたという場合は、気になることの1つですね。
もし飼っている金魚が死んだら、水に浮く場合と沈む場合のどちらの可能性もあり得ます。
元気がなく 「死んでしまっているかも…」と疑われる時には、棒などでつついてみて反応を見ましょう。
生きていれば何かしらの反応がありますし、死んでしまっていたら全く反応はありません。
反応がなければ水から出して処理する必要が出てきますが、長年飼ってきたという場合、金魚が死んだら悲しい気持ちになりますね。
また、「水に浮く、沈む」というのを見る前に、ひっくり返って横向きになったり、全く口をパクパクしていなければ、まず死んでいると判断してよいでしょう。
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金魚が死んだら処理はどうする?庭の土に墓を作って埋める?
大切に飼っていた金魚が死んだら、庭の土に墓を作って埋めたことがあるという人は多いでしょう。
金魚の場合、法的に埋葬等に制限はないので、どのように処理しても問題はありません。
ただし、縁日などで入手した場合でも、数年飼育すればかなり大きくなることもあります。
大きさによっては、土葬していても野良猫などに掘り返されるなど、衛生面での懸念も出てきてしまいます。
庭の土に墓を作って埋める場合は、できるだけ深く(30センチ以上が望ましい)穴を掘って、掘り返されないようにしましょう。
また、マンション等で庭がない場合、公園などに埋めて処理するのは倫理的にやめておいた方がよいです。
実は、衛生面等の観点から、多くの自治体では可燃ゴミとして処分することを推奨しています。
なかには業者に依頼して火葬するという人もいますが、費用は数万円必要になります。
金魚が死んだら水槽の水を替えるべき?
金魚の死因が病気なのか、それとも 衰弱死なのかは、素人目にはなかなか判断できません。
もし、もともと複数飼育していたのであれば、水槽内の環境が汚染されていないかを試薬などで確認した方が安心です。
病死が疑われる場合は、水を完全に入れ替えた方が他の金魚への感染を防ぐことができます。
単なる衰弱によるものであれば、半分くらいの水を入れ替えるだけで問題はありません。
くれぐれも 「1匹死んだらすぐに全滅した」ということにならないように注意したいですね。
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金魚すくいで取ってきたものの寿命は?
金魚すくいで扱われているものは、大抵寿命が10~15年ほどある品種です。
ただし、意外とすぐに死んでしまうということも珍しくありませんよね。
その場合、寄生虫で汚染されているものという可能性もありますし、ポイですくうためにつつかれたり、ストレスが溜った状態になっていることも影響するようです。
寿命が短くなる点については、そういった背景もあります。
また、突然金魚を飼育することになり、設備が不十分な状態で飼われてしまうことにも問題があるようです。
広い水槽で水質や飼育環境を整え、餌などが適度に与えられていれば、最低でも8~10年は長生きさせることができます。
できるだけ寿命を延ばしてやりたいこともありますが、もし金魚が死んだらどうするか、処理の方法もしっかり考えておくとよいですね。
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