数年前から 乾燥えのきが健康やダイエットにいいと評判になっています。
市販でも売っていますがちょっと高いのでなかなか手が出ないという人や、どこに売っているのかわからないという人もいるかもしれませんね。
ただ、自宅で簡単に作ることもできるんですよ!
えのき自体は簡単にスーパーで手に入りますし、作り方や戻し方を知っておけば様々な料理に使えて安上りですよね。
では、乾燥えのきの作り方や戻し方についてご説明します。
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目次
乾燥えのきの作り方は?天日干しが基本?
乾燥えのきの作り方はとても簡単です。
えのきを細かく裂いて 天日干しにするだけです。
干し野菜ネットやざるなどに入れ、重ならないように丁寧に並べてください。
干す場所は、日光が当たる風通しの良い場所を選びましょう。
時々裏返して両面を干しようにしてください。
完全に乾燥させたい場合は2~3日。
すぐに使用する場合は2~4時間でセミドライになります。
晴れの日が一番ですが、曇りの場合は2時間天日干しにして、その後7~8分フライパンで乾煎りして水分を飛ばすという方法でもできます。
乾燥えのきの戻し方は?そのままでも使用できる?
乾燥えのきは、そのまま食べたり、炒めたり、煮たりすることができます。
ですが、水で戻せば 上質な出汁になります。
これといった特別な戻し方はありませんが、ぬるま湯を使用すると10分程度で戻せますよ。
和え物のなどに使う場合は戻して使ってください。
干し椎茸のように分厚くないので、そのまま使用できるのも嬉しいですね。
乾燥えのきの使い方!味噌汁・炊き込みご飯、お茶にしても!
乾燥えのきは 使い道もたくさんあります。
味噌汁やスープなどにそのまま入れれば、出汁も出るのでワンランク上の汁物になりますよ。
炒め物などにもそのまま使えますし、ご飯と一緒に炊けば炊き込みご飯にもなります。
ちょっと珍しいのはお茶です。
あらかじめフードプロセッサーなどで乾燥えのきを粉末にしておきます。
あとは300~400mlの熱湯に乾燥えのき5gを入れ、10分ほどでお茶になります。
健康やダイエットに毎日取り入れたい方にはお茶が便利かもしれませんね。
えのきの保存・冷蔵庫で長持ち!冷凍の方法と期間は?
乾燥えのきの効果・効能は?ダイエットにも有効?
えのきは乾燥させることで水分が抜け、 細胞膜が壊れて中の成分が出やすくなります。
注目の成分はキノコキトサンです。
他のきのこ類にも含まれますが、えのきには特に多く含まれています。
キノコキトサンは脂肪を吸着させて体外に排出させる効果があるため、ダイエットだけでなく高血圧や動脈硬化の予防にも役立ちます。
また、干すだけでパワーアップするのはキノコキトサンだけでなく、旨み成分の グアニル酸も増えるので味もよくなるというわけです。
栄養プラス旨み成分も増えるなんて嬉しいですね。
その他、食物繊維も増えるので便秘への効能もあり、腸内環境を改善してくれます。
さらに、ビタミンDも増えるので体内のカルシウムの量も増え、骨粗しょう症の予防効果に繋がります。
作り方、戻し方もとても簡単ですので、ぜひ自宅で乾燥えのきを作ってみてはいかがでしょうか。
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