球根から育てる花の定番といえば、ヒヤシンスではないでしょうか。
自宅で簡単に、しかも室内でも水栽培できるので、初心者でも育てやすいのが嬉しいですね。
とはいえ、初めての人は何を準備したらいいのか、時期はいつ頃から始めたらいいのか、色々と疑問も出てくると思います。
根腐れなどの心配もあるということで、失敗なく育てる方法も知っておきたいですね。
そこで・・・ヒヤシンスの水栽培での育て方についてご説明します。
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目次
ヒヤシンスの水栽培での育て方!始める時期と準備するものは?
もちろん地植えなどもできますが、水栽培を始めるのに適している時期としては 10月~12月頃です。
ヒヤシンスはユリ科ヒヤシンス属の植物で、開花時期は早ければ1月頃、遅くとも4月頃まで楽しめます。
品種としては大きく「ダッチ系」と「ローマン系」に分けられますが、水栽培で育てる場合は茎が1本しかないダッチヒヤシンスを選ぶべきでしょう。
ローマン系だと茎が複数あるため、容器の中でバランスを取るのが難しいのです。
また、球根を購入する際は、ずっしりと重みがあって表面にカビなどが生えていないものを選びましょう。
すでに芽が出ている 「芽出し球根」が最も育てやすいため、初心者の方はそちらを選んだほうが賢明です。(※芽を出させるのが意外と難しいためです)
球根の他に準備するものは、プラスチック製やガラス製の容器になります。
容器は100均のセリア・ダイソーなどで入手!ペットボトルやガラスでも可能?
専用の容器以外に、身近なもので代用することも可能です。
球根のお尻だけが水に浸かるようにしたいので、球根と同じくらいの大きさの瓶やプラスチックの容器などで代用できます。
セリアやダイソーなどの100均ショップに行けば、おしゃれな瓶も売っています。
当然観賞用の植物ですので、容器も少しおしゃれなものを選んだほうがよいでしょう。
また、ペットボトルをカットして手作りすることもできます。
飲み口に近い部分をカッターなどで切り取り、底の部分に反対にして入れ、その上に球根を置くという方法です。
ペットボトルが長過ぎると思ったら、途中はカットして取り除いてもOKです。
動画で見た方がわかりやすいので、ぜひ参考にしてください。
同じような方法で、スタバのフラペチーノのカップを使うという手もあります。
丸い蓋を逆さにしてその上に球根をのせます。
専用の容器をわざわざ購入しなくても、アイデア次第でおしゃれな育て方ができますよ!
ヒヤシンスの水栽培での育て方・日々のお手入れは?冷蔵庫で保管するべき?
まず、芽や根が出るまでは冷蔵庫で冷やすのが育て方のポイントです。
球根に冬を疑似体験させることで芽や根が出やすくなります。
寒い地方でしたら外に出しておいてもよいかもしれませんね。
前述した「芽出し球根」を購入する方がはるかに簡単ですが、チャレンジしたい方は最初から行うのもよいでしょう。
水栽培の容器にセットしたまま冷蔵庫に入れるのがベストですが、場所を取ってしまいます。
球根のお尻がちょっと水に触れればOKなので、小さなコップやマフィンのカップなどに入れておきましょう。
その後は1週間に1回水を替えて、芽や根が出ているかチェックします。
1cmほど根が出て来たら冷蔵庫から出すタイミングとなりますが、大体 2週間~1ヶ月はかかると思っておきましょう。
根が伸びて来たら、次に光が必要になるため、室内で構いませんが日の当たる場所に置きましょう。
水替えは2週間に1度ほどでOkです。
大抵は10週以内で花が咲きますが、12~13週経つと次に萎れてくるため、花を摘み取ってしまいましょう。
15週目くらいになると小花が咲きます。
ヒヤシンスの名前の由来と花言葉!ギリシャ神話に纏わる花!
ヒヤシンスの水栽培での育て方・根腐れや虫の予防は?花後はどうする?
小花が咲き終わったら水栽培は終了ですので、球根を 処分しましょう。
ヒヤシンスは一度きりしか花を咲かせませんので、名残り惜しいですが綺麗に処分するようにしてください。
ただし、稀に春に芽を出すことがあるので、30cmほど掘った土の中に球根を植えてみるのもおすすめです。
汚れた水に入れておくと球根が腐ったり、カビが生えたりする恐れがあります。
水の取り換えはしっかり行いましょう!
また、ヒヤシンスの甘い香りは虫も呼び寄せてしまいます。
近くに防虫剤を置いておくなどで対策しておくとよいでしょう。
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