二十四節気 意味 2018

テレビのニュースなどでも耳にすることの多い 「二十四節気」

 

季節を分ける意味で、旧暦時代にはかなり重要視されていたものですが、新暦に移行した今でも有名な節気はいくつもありますよね。

 

普段はあまり使わなくても、季節の挨拶状などでは「時候の挨拶」などにも取り入れることもできますので、知っているだけでも便利なことはありますよ。

 

ぜひ1つでも多く覚えていただきたいですね。

 

そこで・・・二十四節気のそれぞれの意味と、2018~2019年の日程や時刻、太陽黄経などをご紹介しますね!

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目次

二十四節気とは?どんな意味を持つ?

二十四節気とは、1年を24等分して 「節気(せっき)」 「気中(きちゅう)」が交互に訪れるようにした、いわば昔の季節の節目を意味するものです。

 

もともとは中国の戦国時代に作られたもので、かなり歴史が古く、1年の内で春夏秋冬を作るために生まれたものとされています。

 

そして、人が太陽の黄道上の位置を把握することで、季節の移り変わりを知るための重要な意味を担っていました。

 

旧暦時代の日本では、現在のような正確な時計などもありませんでしたので、農作業を行う上でも今よりもっと細かな季節の区切りが必要だったのです。

 

その中でも、特に重要視されていたのが、気中である「二至二分(夏至・冬至・春分・秋分)」と、節気である「四立(立春・立夏・立秋・立冬)」を併せた『八節』ですね。

 

また、それを捕捉するために、「土用」「八十八夜」「入梅」などの「雑節」と呼ばれる季節の区分けを取り入れています。

 

 

二十四節気2018〜2019の日程・時刻・太陽黄経

ここでは、2018年~2019年に渡る二十四節気の日程を主にご紹介しますが、念のため、それぞれの 正確な時刻 太陽黄経も追加しておきますね。

 

第1:「立春(りっしゅん)」=2月4日(日)6時28分 315度

1年、または春の初めを指す日で、期間としての意味は次の「雨水」の前日まで。

「八十八夜」「二百十日」などの雑節の起算日(数える際の1日目)に当たる。

 

 

第2:「雨水(うすい)」=2月19日(月)2時18分 330度

寒さが緩み、雪から雨に変わる時期、または雪が溶け始める頃。

期間としては「啓蟄」の前日まで。

 

 

第3:「啓蟄(けいちつ)」=3月06日(火)0時28分 345度

大地が温まり、冬眠していた虫なとが目を覚まして穴から出てくる頃。

期間としては「春分」の前日まで。

 

 

第4:「春分(しゅんぶん)」=3月21日(水)1時15分 0度

太陽が真東から出て真西に沈み、昼と夜の長さが等しいといわれる春の日。

実際には昼の方が14分ほど長い。

期間として意味は、次の「清明」の前日まで。

 

 

第5:「清明(せいめい)」=4月05日(木)5時13分 15度

全てのものが清らかで、明るく美しい頃。

「清浄明潔」の略ともいわれる。

次の「穀雨」の前日まで。

 

 

第6:「穀雨(こくう)」=4月20日12時13分 30度

田畑の準備が整い、それに合わせて穀物の恵みとなる春の雨が降る頃。

終わり頃に茶摘みで有名な雑節「八十八夜」がある。

次の「立夏」の前日まで。

 

 

第7:「立夏(りっか)」=5月05日(土)22時25分 45度

陽射しが強くなり、木々が緑を増して夏の気配を感じる頃。

次の「小満」の前日まで。

 

 

第8:「小満(しょうまん)」=5月21日(月)11時15分 60度

全てのものが次第に成長し、一定の大きさに達する頃。

麦畑が黄緑色に色付き始める頃。

次の「芒種」の前日まで。

 

 

第9:「芒種(ぼうしゅ)」=6月06月(水)2月29日 75度

芒を持つ稲や麦などの穀物の種を蒔くのに適した頃。

西日本では梅雨入りの時期に当たる。

期間としての意味は、次の「夏至」の前日まで。

 

 

第10:「夏至(げし)」=6月21日(木)19時07分 90度

北半球では1年で昼が一番長く、夜が一番短い日。

日本では大部分で梅雨の頃。

次の「小暑」の前日まで。

 

 

第11:「小暑(しょうしょ)」=7月07月(土)12時42分 105度

梅雨明けが近づき、本格的な暑さが始まる頃。

この日から立秋までが暑中となり、暑中見舞いを送る期間。

終わり頃には夏の土用がある。

次の「大暑」の前日まで。

 

 

第12:「大暑(たいしょ)」=7月23日(月)6時00分 120度

気温が最も上がる時期で、快晴が続く頃。

大寒とは半年後、半年前の関係となる。

次の「立秋」の前日まで。

 

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第13:「立秋(りっしゅう)」=8月7日(火)22時31分 135度

夏至と秋分の中間で、初めて秋の気配が現れてくる頃。

暦の上では、この日から立冬の前日までが秋とされている。

次の「処暑」の前日まで。

 

 

第14:「処暑(しょしょ)」=8月23日(木)13時9分 150度

暑さが峠を越えて後退し、夏の終わりを感じる頃。

「二百十日」「二百二十日」と一緒に台風の特異日となっている。

次の「白露」の前日まで。

 

 

第15:「白露(はくろ)」=9月8日(土)1時30分 165度

少しずつ大気が冷えてきて、草木に白い露ができ始める頃。

期間としての意味は次の「秋分」の前日まで。

 

 

第16:「秋分(しゅうぶん)」=9月23日(日)10時54分 180度

太陽が真東から出て真西に沈み、昼と夜の長さが等しい秋の日。

こちらも実際には昼の方が14分ほど長い。

彼岸の中日に当たる。

次の「寒露」の前日まで。

 

 

第17:「寒露(かんろ)」=10月8日(木)17時15分 195度

露が冷気で凍り始める頃。

冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、虫の音が聞こえ始める頃。

次の「霜降」の前日まで。

 

 

第18:「霜降(そうこう)」=10月23日(火)20時22分 210度

露が冷気で霜となって降り始める頃。

また、 木々の紅葉が始まる頃。

この日から立冬までに吹く北風を「木枯らし」と呼ぶ。

次の「立冬」の前日まで。

 

 

第19:「立冬(りっとう)」=11月07日(水)20時32分 225度

秋分と冬至の中間で、初めて冬の気配が現れてくる頃。

この日から立春の前日までが冬とされている。

期間としての意味は、次の「小雪」の前日まで。

 

 

第20:「小雪(しょうせつ)」=11月22日(木)18時02分 240度

陽射しが弱くなり、紅葉が散り始め、北国ではわずかながら雪が降り始める頃。

次の「大雪」の前日まで。

 

 

第21:「大雪(たいせつ)」=12月7日(金)13時26分 255度

雪が激しく降り始め、鰤などの冬の魚が漁れ始める頃。

次の「冬至」の前日まで。

 

 

第22:「冬至(とうじ)」=12月22日(土)7時23分 270度

北半球では1年で夜が一番長く、昼が一番短い日。

日本ではかぼちゃを食べたり、柚子湯に入る習慣がある。

期間としての意味は、次の「小寒」の前日まで。

 

 

第23:「小寒(しょうかん)」=1月05日(土)18時49分 285度

1年の中で寒さが最も厳しくなる時期の前半。

この日から節分までを「寒」という。

寒中見舞いを出し始める日。

次の「大寒」の前日まで。

 

 

第24:「大寒(だいかん)」=1月20日(日)12時09分 300度

1年の中で寒さが最も厳しくなる時期の後半。

「寒」の中日で、寒稽古が行われたりする。

大寒の朝の水は1年間腐らないといわれており、納戸に保管しておく家庭も多い。

次の「立春」の前日まで。
 
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いかがでしたか?

 

二十四節気は現在では馴染みが薄くなり、使う機会も少ないかもしれません。

 

しかし、立春や立秋などを過ぎると、「暦の上では…」とよくいわれます。

 

残暑見舞いや余寒見舞いなどに移行する日などの目安にもなりますので、覚えておいて損はないでしょう。

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