
四大洋蘭の1つとされ、「蘭の女王」とも呼ばれているカトレア。
その名に相応しく、大輪の美しい花を咲かせるため、新築祝いや開店祝いなどのお祝いに贈ったり、結婚式のブーケにしたりすることも多い花となっています。
パーティーや発表会に参加する際のコサージュに使う人も多いのではないでしょうか…。
お祝いとして贈ったり、おめでたい席で使用するため、どんな花言葉を持っているのかも気になるところですね。
イメージにピッタリなメッセージ性を含んでいれば、より使いやすい花となります。
そこで・・・カトレアの名前の由来や花言葉についてご説明します!
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目次
カトレアの名前の由来とは?
「カトレア(Cattleya)」という名前は学名として使われており、また、 ラン科カトレア属の総称を意味する言葉でもあります。
これは、イギリスの園芸愛好家であるウイリアム・カトレー(William Cattley)の名前に由来するもので、最初にこの花を咲かせることに成功した人物とされています。
現在では想像も付きませんが、彼はもともと「植物の梱包材」として使用されていたこの花に興味を持ち、栽培してみたところ、大輪の見事な花を咲かせたそうです。
そこで、イギリスの植物学者である ジョン・リンドリーが花の命名の際、学名にカトレーの名を記載したといわれています。
世界では四大洋蘭の中でもトップに君臨するほどの人気を誇っていますが、属間交配などで品種改良されたものが数多く存在し、カトレアの名を冠する花が非常に増えています。
現在では、中米コスタリカの国花にもなっています。
カトレアの花言葉と由来!英語では?
カトレア全般の花言葉は・・・
・「優美な貴婦人」
・「魅惑的」
・「魔力」
とされています。
結婚式のブーケにはピッタリかもしれませんね。
お祝いに使われることが多いですが、特におめでたいという意味の花言葉はないようです。
また、「成熟した大人の魅力」「優雅な貴婦人」というのは、 優雅で格調高い花の姿に由来しています。
「魔力」というのは少し怖い印象を受けますが、カトレアはどちらかというと可愛らしい花というより、優雅で豪華なイメージの大きな花を咲かせるため、人を惹きつける魅力を表しているようです。
その他、色別の花言葉として・・・
黄:「魅力」「気品」「優美」
紫:「優美な女心」「貴婦人」
ピンク:「成熟した大人の魅力」
などがあります。
全般のものとあまり印象は変わりませんが、 大人の女性へのプレゼントに最適な花かもしれませんね。
ちなみに、西洋(英語)での花言葉は・・・
となっています。
シンビジウムの名前の由来と花言葉!四大洋蘭の1つ!
カトレアのプロフィール
ラン科カトレア属の花の総称で、原産は中南米。
旬の時期は冬で、最盛期は10月から2月頃までとなります。
花持ちは 7~10日程度と比較的長いのも特徴ですね。
洋蘭の中でも特に大きく華麗な花が多いため、「蘭の女王」と呼ばれるようになりました。
「パフィオペディルム」「デンドロビウム」「シンビジウム」と並び、四大洋蘭の1つとして絶大な人気を誇ります。
優雅で格調高いイメージが強いため、フォーマルフラワーといわれており、パーティーや発表会、結婚式などのコサージュや髪飾りにしたり、お祝いで贈られることも多くなっているようです。
色や大きさも様々なものがあるため、 TPOに合わせた贈り物として扱いやすいようですね。
植物が好きな人はよく見かけると思いますので、その際は花言葉を思い出してみてください。
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