犬や猫など大切なペットの葬儀を行う場合、いくつか迷うこともあるかと思います。
「どんな服装でいけばよいのか」「何を持っていけばよいのか」など、わからないこともありますよね。
例えば、喪服を着ていくのが一般的なのか、また、数珠やお花、ペットが利用していた首輪などを持っていくべきなのか、ということも考えると思います。
ただでさえ落ち込んでいる時なので、あまり気が回らないかもしれませんが、家族として愛してきたペットだけに万全な状態で見送ってあげたいですよね。
そこで・・・ペットの葬儀に着ていく服装や、持っていくべき物などについてご紹介します!
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目次
ペットの葬儀での服装・喪服を着る人もいる?
ペットの葬儀の場合、「どんな服を着るべき」というマナーのようなものはありません。
火葬だけ行う際は、あまり服装を気にする必要はありませんが、住職にお願いして供養などを行っていただく場合は黒を基調とした身なりにした方がよいでしょう。
もちろん家族として過ごしてきたペットだけに、「喪に服す」という意味で喪服を着る人も多いと思います。
ただし、どうしても悩んでしまうという場合は、依頼したペットの葬儀社に連絡して、どのような服装が一般的なのかを聞いた上でベストな判断をするとよいですね。
ペットの葬儀での服装・カジュアルな私服でもよい?
火葬のみを行う場合は、カジュアルな私服で構いません。
実際には、普段着で来る人がほとんどのようです。
月齢の法要で来る人たちもほとんどがカジュアルな服装です。
ただし、露出の多いものや、派手過ぎるといった格好は避けましょう。
また、知人のペットの葬儀に呼ばれた場合は、一番迷ってしまうのではないでしょうか…。
他の人がどのような恰好かわからないため、自分だけが喪服でも普段着でも浮いてしまいますよね。
そんな場合は、なるべく黒っぽい普段着で行くのが一番ではないでしょうか。
黒いワンピースでも、黒いパンツやスカートでも構いません。
いわゆるダーク系のものであれば、「非常識な人」と思われることもありませんよね。
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ペットの葬儀に持っていく物・数珠やお花は?
ペットの葬儀に持っていく物といえば、まず仏花や数珠などが思い浮かびますね。
また、棺の中に花を添えたいという場合は、ぜひ持っていきましょう。
ただし、紫や赤など色の濃い花は、火葬の際にお骨に色がうつってしまう場合があります。
ペットの葬儀には白や淡い色の花を選ぶ方がよいですね。
手を合わせる時に使用する数珠は、人間の葬儀の時に使うものと同じもので構いません。
必ず持っていく物とはされていませんが、ペットの供養が行われている際に持っていると、心情的にも落ち着きますよね。
持っていない場合、葬儀社によっては貸し出してくれることもあります。
使用したい場合は尋ねてみてください。
安く購入したいという場合は100円ショップなどでも入手可能です。
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ペットの葬儀に持っていく物・首輪やおもちゃは?
人間の場合、 故人の好きだったものや思い入れのあるものを一緒に棺に入れたりしますね。
ペットの場合は少し違います。
葬儀の後に行う火葬の温度が違うため、首輪やおもちゃなどを一緒に棺に入れると、お骨に色がついてしまったり、金具などが燃え切らないことがあるのです。
したがって、持っていく物の候補には挙げられますが、一緒に火葬することはできないケースが多いことも理解しておきましょう。
葬儀社によっても異なりますが、合同納骨といってたくさんのペットたちの遺骨が並んだ供養棚が設けられているケースがあるため、自分のペットの遺骨や写真の横に飾るとよいですね。
お気に入りだった首輪やおもちゃの他、洋服、ペットフードなどをぜひ飾ってあげてください。
基本的に、線香、ろうそく、ライター、焼香台などは、葬儀社が用意してくれています。
あとは忘れがちなものはハンカチです。
白いものがベストですが、持っていない場合は派手過ぎないものを持っていきましょう。
家族立ち会いのもとで行われる個別の葬儀の場合、ペットとの別れの際に涙を流す人も多いです。
ぜひ無事に天国に行けるようお祈りしてあげましょう!
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