日本には、夏場にお世話になっている方へお中元の品を贈る習慣があります。

 

ただし、公的な職業や職場のルールなどで贈答などが禁じられている場合もありますよね。

 

そういった場合は、受け取りを辞退して返送するか、今回だけは受け取っておき次回からはお断りするなどの方法を取ります。

 

とはいえ、お相手の方も悪気があって贈り物をされたわけではありませんので、断り方にも礼儀があります。

 

くれぐれも不快な思いをさせない様な形式のお礼状を出しておきましょう。

 

そこで・・・お中元の辞退や断り方に関するお礼状の書き方や例文をご紹介します。

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お中元の辞退や断り方に関するお礼状の書き方

職業的な立場だけでなく、お中元として過剰な贈り物をいただいた場合もかえって負担に感じることもあります。

 

そのような場合、まず相手に電話でその旨を伝えた上で、あらためて断りの手紙を書きましょう。

 

お礼状の書き方の構成としては・・・

  • 前文の挨拶
  • お中元の贈り物に対するお礼
  • 相手の心遣いへの恐縮と感謝
  • 今後の贈答を辞退する文言
  • 末文の挨拶
  • 後付(日付・差出人名)

といった形式になります。

 

書き方次第では「単なる謙遜」と捉えられてしまうこともあるため、はっきりと辞退する旨の断り方が必要になってきます。

 

夫へのお中元の場合、お礼状は妻が代筆することがよくありますが、その際は必ず「贈られた本人がお礼を述べていること」を書き記すことが大切です。

 

また、代筆する時は、差出人は「夫の氏名」を書き、その左脇に小さく「内」と入れるだけにします。

 

基本的には、通常のお中元のお礼状に「辞退する旨」を含めるだけですので、書き方が非常に難しいということはありません。
 

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お中元の辞退に関するお礼状の例文・夫の部下への断り方

では、最も事例の多い夫の部下からお中元の品を頂いた際の例文をご紹介します。

 

部下といっても丁寧な断り方が必要ですので、雑な文章にならないようご注意ください。

 

また、他の方からいただいた際にも基本となる書き方になります。

 

梅雨明けとともに暑さが本格化してまいりましたが、○○様にはお元気でご活躍の由、何よりと存じます。

 

さて、このたびはお心尽くしのお中元の品をお贈りいただき、ありがとうございました。

 

ふだん、主人に何かとご協力いただき、ご面倒をおかけしておりますのに、このようなお心配りを賜りまして、申し訳なく存じております。

 

お気持ちはありがたく頂戴いたしますが、どうか今後はこのようなお気遣いをなさらないでください。主人からもきつく言われておりますので、ご了承のほどお願いいたします。

 

まずは取り急ぎお礼とお願いを申し上げます。  かしこ

 

あとは、日付、差出人名と、その横に「内」と小さく書くだけです。

 

 

お中元の辞退に関するお礼状の例文・品を返送する際の断り方

もしお中元の品を返送する際は、辞退する理由をしっかり書いておきます。

 

もちろん、相手の好意に対するお礼を述べますが、その際「けっこうな品を~」など、品物への感想は書かないでおきましょう。

 

「申し訳ない」という気持ちと、相手への理解を求める言葉をつづるのが断り方の基本です。

 

拝啓 このたびはご丁寧にお中元の品をお送りいただき、恐縮してしております。

 

しかしながら当方、教員という立場上、お受けするわけにはまいりません。

 

お気持ちはありがたく頂戴させていただきますが、品物に関しましてはご返送申し上げます。

 

大変心苦しく存じますが、事情ご賢察のうえ、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 

取り急ぎ、お礼とお詫びのごあいさつまで。  敬具

 

「辞退」というストレートな言葉は用いず、今後は贈答を遠慮してもらう方向に導くことが大切です。
 

 

お中元の辞退に関するお礼状の例文・今回だけは受け取る際の断り方

最後に、次回から辞退したいという旨の例文をご紹介します。

 

時には理由を明確にしないことで、どのようなお中元に関しても使える断り方として使えます。

 

お互いの関係に影響が出ないよう、今後に繋げる書き方にしておくとよいですね。

 

拝啓 このたびはご丁重にお中元のごあいさつをいただき、御礼申し上げます。

 

ただ、せっかくのご厚意ではありますが、当方はお受けする立場にはございません。

 

とはいえ、ご返送いたしますのも失礼と存じ、今回に限り納めさせていただきますが、以後はこのようなお心遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます。

 

どうか諸般の事情ご理解の上、今後とも変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。 敬具

 

まとめとしては、相手の気分を害さない断り方をしつつ、しっかり今後は遠慮したいという旨を伝える文章にすることがポイントとなります。

 

例え、受け取れない立場だったとしても、お礼状という意味合いは変わりありませんので、なるべく丁寧な書き方にして相手に理解していただけるようお願いしましょう。

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