犬は人気で定番のペットですが、室内で飼い始めると「抜け毛」の多さにビックリする人も少なくありません。
落ちている毛が多いと、掃除が大変だったり、衣服に付着することも気になりますよね。
また、食事の際などは衛生的な問題も出てきますし、犬の毛が原因でアレルギーを発症することもあります。
そういう面では、最初から抜け毛が少ない犬種を選ぶというのも重要なポイントですね。
もちろん、ブラッシングや掃除は欠かせませんが、なるべく手間をかけずに飼えたら嬉しいですね。
そこで・・・抜け毛の少ない犬種として、室内でも飼いやすい小型・中型犬をご紹介します!
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目次
抜け毛の少ない犬種・小型犬は?
女性から年配の方まで、比較的飼いやすいのが小型犬ですね。
ただ、小型犬は室内飼育をすることが多いので、抜け毛はネックになるかもしれません。
できれば、コロコロや掃除機の出番が少ない方が助かりますよね。
小型犬で抜け毛が少ない犬種として・・・
- ビション・フリーゼ
- シー・ズー
- マルチーズ
- トイプードル
- ヨークシャー・テリア
- ミニチュア・シュナウザー
などが挙げられます。
これらの犬種は巻き毛が特徴で、抜けても他の毛に絡むため、あちこちに飛散することが少ないです。
そのため、多少は目立ちにくいということもいえます。
逆に、コーギーやフレンチブルドッグなどは、毛が抜け落ちやすいといわれています。
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抜け毛の少ない犬種・中型犬は?
小型犬よりも健康的で寿命が長く、大型犬より扱いやすい中型犬も昔から人気です。
最近では、室内で飼う犬種のイメージも強くなっていますね。
体が12~15kg位のものを指し、小型犬より少し体が大きい分、落ちる毛も長く目立ちやすいです。
中型犬で抜け毛が少ない犬種は・・・
- ペルービアン・ヘアレス・ドッグ
- スタンダード・プードル
- バセットバウンド
- プーリー
- オーストラリアンシェパード
- イングリッシュスプリンガースパニエル
などが挙げられます。
ただし、これらの犬種も抜け毛そのものが少ないわけではなく、落ちてきにくいということです。
こまめに手入れをする必要はあります。
小型犬よりもブラッシングなどは大変になるでしょう。
抜け毛の少ない犬種でも抜け毛が増える時期がある?
多くの犬は、春と秋にいわゆる生え変わりの時期である「換毛期」を迎えます。
春は、防寒のための「冬毛」が役割を終えるため、抜け落ちます。
そして秋になるとまた、冬のために冬毛を生やすというサイクルです。
特に寒冷地が原産の犬種は、抜け毛が多い傾向にあります。
そうでなくても、年に2回は毛が生え変わる時期があるということは覚えておきましょう。
抜け毛が少ないといわれる犬種も、そもそも抜け毛がないわけではありません。
周りの毛と絡まって、下に落ちにくいというだけです。
絡まった抜け毛は ブラッシングなどをして、しっかり手入れをする必要があります。
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急に抜け毛が増え出したら病気かも?
ワンちゃんたちの抜け毛は、日常的に自然に起こるものです。
ただし、急に異常なほど増えたという時は、病気などが関係していることもあります。
例えば、最近増えているのはアレルギー症状です。
抜け毛とともに、皮膚を痒がるような仕草が見られる場合はアレルギーの可能性が高いです。
ドッグフードを変えたら急に増えたなどの場合は、疑ってみる必要があるでしょう。
また、寄生虫が原因ということも珍しくありません。
一部分だけ毛が抜ける、フケが出るという時には、皮膚にダニやノミが寄生してしまっているかもしれません。
この場合も、適当な処置を受ける必要があります。
他にも、強いストレスなどが抜け毛の原因になることもあります。
住環境やブラッシングケアなどのやり方を見直す必要もあるでしょう。
室内で飼う以上は切り離せない問題ですが、しっかりとケアをして清潔を保つようにしたいですね。
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