
ベランダなどにカメムシがいる時、うっかり触ってしまうと大変ですよね。
ちょっと触っただけでも取れないあの強烈な臭いには、正直困ってしまいます。
ところで、カメムシの産卵時期や主な産卵場所が気になる人も多いと思います。
卵を洗濯物や網戸などに産み付けられていると、そこから大量発生して本当に悲惨なことになりますからね。
駆除も必要ですが、産み付けられる前になんとかしたいですよね。
そこで・・・カメムシの産卵時期や産卵場所、洗濯物についた卵の対策についてご紹介します!
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目次
カメムシの産卵時期はいつ頃?孵化や羽化は?
夏頃によく見かけるカメムシですが、その産卵時期は5月下旬~8月頃といわれています。
その卵は夏前になると孵化します。
孵化するまでの期間は1週間~10日程ですので、幼虫になるまでは意外と早いです。
そして、成虫になるまでには約50~80日かかります。
つまり、産卵時期から数えると、約2~3ヶ月程度で成虫のカメムシになります。
また、科学的根拠があるわけではありませんが、カメムシはお昼前から14時頃に最も活動的になるといわれています。
夜に見かけるイメージもありますが、日中も活動しているようです。
さなぎから成虫になることを羽化といいますが、カメムシはさなぎにはならないので羽化はしないことになります。
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カメムシの主な産卵場所は?
孵化した後の幼虫が困らないように、カメムシはエサがあるところの近くに産卵します。
主な産卵場所は、葉っぱの裏や木の枝、果物の近くなどに産み付けることが多いです。
孵化してからエサがないようだと、無事に成長することもできません。
カメムシなりに考えて産卵場所を選んでいます。
窓の網戸や洗濯物に産卵することもある?
植物の近くの他にも、カメムシは網戸や洗濯物に卵を産み付けることもあります。
洗濯物や布団を干している時に産み付けられると、流石に困りますよね。
網戸に産む理由は、カメムシにとって歩きやすい場所だからといわれています。
洗濯物の場合は、洗剤の香りに寄ってくるようです。
つまり、ベランダは危険ということですね。
ベランダにカメムシが寄って来ないようにするには、ハーブを植えておくというのがおすすめです。
特にミントやハッカなどの香りを嫌がります。
逆に、パセリ、三つ葉、人参など、セリ科の植物は好んでよくやってきます。
洗濯物の近くに置かないなど対策をしたほうがよいでしょう。
また、市販のスプレーや超音波を出すグッズなどで対策してみるのもおすすめです。
夏はすぐに洗濯物も乾きますので、なるべく短い時間だけ干すというのも対策の1つです。
洋服や布団に付いたカメムシの卵の駆除方法は?
季節の変わり目などに、洋服や布団に卵が付いたまましまうこともありますね。
ただし、そこでカメムシが孵化しても成虫になることはありません。
タンスや押し入れの中にはエサがないからです。
とはいえ、やはり気持ちが悪いので、駆除方法は知っておいて損はありません。
洋服や布団などについた場合は、布製のガムテープなどで取り、卵を包むようにして捨ててください。
網戸やサッシについてしまった場合は、擦った程度では取れません。
そのままにしておくと、孵化して成虫になってしまう可能性もあります。
それだけは絶対に避けたいですよね。
網戸やサッシの場合はつぶすのが一番早い駆除方法といえそうです。
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