花占いに使われる花といえば、 マーガレットですね。
小さい頃に“好き、嫌い、好き…”といいながら、花びらを1枚ずつ取っていたという経験のある人も多いですよね。
見た目も可愛らしく、恋心を占うにはピッタリの花かもしれません。
花言葉も、それに相応しい恋愛に関するもののようです。
では、マーガレットの名前の由来や花言葉についてご説明します!
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目次
マーガレットの名前の由来は?
マーガレットという花の名前は、ギリシャ語で「真珠」を意味する“ マルガリーテス”という言葉が語源となっています。
小さくて愛らしい白い花びらに由来するようです。
和名は「木春菊」とされ、マーガレットの葉が春菊に似ていることから名付けられています。
また、世界的には「Paris daisy(パリス・デイジー)」という名前で呼ばれることが多い花です。
これは、アフリカ原産の花がフランスで 品種改良を重ねられてマーガレットが誕生したということで、英語でそう呼ばれるようになったことに由来しています。
マーガレットの花言葉と由来!色別や英語では?
マーガレットの花言葉には・・・
「真実の愛」「心に秘めた愛」
といったものがあります。
「恋占い」は、花びらを使って実際に利用されている代表的な花なので、納得できますよね。
また、「真実の愛」「心に秘めた愛」「貞節」という花言葉は、ギリシャ神話の女神 アルテミスに由来します。
大神ゼウスとレトとの間に生まれた、アポロンと双子の妹に当たるアルテミス…。
「狩猟の女神」をはじめ、「女性の守護神」「貞潔の女神」などとされる処女神であるだけに、純潔の白い花びらが愛らしいマーガレットが捧げられていたと伝えられています。
さらに、マーガレットにはピンクや黄色の花を咲かせるものもあります。
色別の花言葉は・・・
・黄色:「美しい容姿」
とされています。
その他、西洋(英語)での花言葉は・・・
・「faith(信頼)」
となっています。
「秘密の恋」というのは、日本の「心に秘めた愛」と同様、少女が男性に片思いをし、花占いに思いを託す情景が見えてくるような気がする花言葉ですね。
マーガレットのプロフィール
マーガレットは キク科キク属の多年草になります。
原産はアフリカ西海岸のカナリア諸島とといわれていますが、主にフランスで品種改良された末、世界に流通する園芸種となりました。
日本でも、全国的に公園などでよく見かける花で、園芸種として人気が高いです。
開花は5~7月と、10~11月頃の春と秋です。
暑さと寒さには弱いので、真夏と真冬には花が付きませんが、それ以外の時期は比較的よく花が咲いています。
園芸種には八重咲きでピンクや紫色のものもありますが、野生種は一重咲きで白色か黄色です。
マーガレットは、可愛らしい見た目やそれに見合う花言葉によって、 結婚式のブーケや花冠にもよく使われます。
花びらは奇数になることが多いので、恋占いでいい結果が出やすいというのも人気の理由かもしれませんね。
また、マーガレットによく似ている花に「スノーポール」というものもあります。
同じキク科ですが、全く別の品種でチーズのような強烈な臭いが特徴というユニークな花ですので、お間違えのないように…。
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