ハナミズキ 花言葉

一青窈さんの代表ソングとしても有名な植物、 ハナミズキ

 

桜の季節が終わると見頃を迎える、ある意味アメリカを代表する花でもあります。

 

花の名前は聞いたことがあるけれど、実はどんな花か知らないという人も多いことでしょう。

 

また、綺麗な意味の 花言葉を持っているイメージもありますが、実際のところは・・・???

 

では、ハナミズキの名前の由来や花言葉についてご説明します!

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目次

ハナミズキの名前の由来は?

ハナミズキは、英名を flowering dogwoodといいます。

 

これは、ハナミズキの樹皮を使って犬の毛のノミ取りをしていたことに由来します。

 

漢字では「花水木」と書きますが、ミズキ科の木の中でも花が大きく目立つので、この名前になったといわれています。

 

 

また、別名を「アメリカヤマボウシ」といいます。

 

ハナミズキは、日本がワシントンD.C.に桜の木を贈った際の返礼の花とされましたが、日本のヤマボウシに似ていたことに由来し、このように呼ばれたそうです。

 

 

ハナミズキの花言葉は?色別や英語では?

ハナミズキの花言葉は・・・

「返礼」「華やかな恋」
「私の思いを受けてください」

とされています。

 

「返礼」「私の思いを受けてください」という花言葉は、前述した桜の花の木のお礼として贈られたエピソードに由来します。

 

この時贈られてきたハナミズキは、今でも井之頭公園や多摩丘陵などに植えられています。

 

 

英語での花言葉はdurability(永続性)です。

 

これは「legend of dogwood trees」という伝説が元になっています。

 

ハナミズキはキリストの磔の刑に使用された木材だといわれていました。

 

キリストはそんな悲しい出来事に使用されたハナミズキを想い、 「これからドッグウッドは、十字架に使われるほどの大きさには生長しないだろう」といったそうです。

 

その後、木は細くなって曲がり、花びらは十字架の形となり、血のような赤色が残り、花の中心にいばらの冠をその身にまとったとされています。

 

この伝説から「永続性」という花言葉が生まれたともいわれています。

 

ただし実際には、旧約聖書内に具体的にどの木材が磔に使用されたのかは記載されていないため、この伝説の真偽は定かではありません。

 

 

ハナミズキのプロフィール

ハナミズキは、 街路樹 庭木としてもよく見かける木で、高さは4~10m位で横に広がるように成長します。

 

白やピンクの花のイメージが強いですが、実際にはこれは花びらでなく総苞弁と呼ばれるもので、その中心にある緑色のものが花びらとなっています。

 

見頃は4月下旬~5月上旬で、桜の花が散る頃から咲きはじめます。

 

北海道の一部を除いては日本全国で幅広く栽培されていて、開花後は秋の紅葉まで長く楽しむことができます。

 

横に広がるように育つので、庭木として植えると目隠しとしても活躍してくれますよ。

 

 

いかがでしたか?

ハナミズキの花を見かけることがあったら、ぜひ花言葉を思い出してくださいね。

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