怪我をした時など、治りかけの傷の部分にできる かさぶた。
痒みが出たりして、ついつい剥がしたくなってしまう人は多いですね。
早い段階で剥がしてしまうと、余計に跡が残りやすいので注意する必要があります。
そして、跡が残ってしまうとなかなか消えませんので、気にしている人も多いことでしょう。
そこで・・・かさぶたの跡を消す方法についてご説明します。
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目次
かさぶたの跡を消す方法・顔に残ったピンク色の跡は?
顔にできてしまった傷などは人目に触れやすい部分なので、まだ完全に治っていないのに早くかさぶたを剥がそうとすることがありますよね。
ピンクや赤のかさぶたの跡は、まだ傷が治っていないのに無理に剥がしてしまった場合にできてしまいます。
これは、患部の皮膚に対して不要な刺激を与えてしまっている状態です。
跡を消すには保湿が重要です。
血液がにじんでいるような状態でなければ、化粧水やクリームなどを使ってしっかり保湿しましょう。
このまま放置しておくとさらに色が変わって シミになってしまうことも多いため、保湿をしながら跡が消えるのを待ちましょう。
お肌のターンオーバーを繰り返している内に、跡は徐々に消えていきます。
かさぶたの跡を消す方法・色素沈着で茶色になったシミは?
ピンクや赤の跡がさらに色素沈着を起こすと、茶色や黒っぽいシミになってしまいます。
この状態になってしまうとなかなか治りにくいです。
こちらも肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促すようにすれば、徐々にかさぶたの跡は消えていきます。
古い角質を取り除き、皮膚を再生させる必要があります。
ただし、それでも不十分な場合もありますので、次の手を打つ必要も出てきます。
しっかり保湿を行った上で週に1回程度ピーリングを行い、化粧水などを付けてケアしましょう。
有効な市販薬も出ていますので、次にご紹介します。
かさぶたの跡を消す方法・有効な市販薬は?
ピンクや赤の跡や、茶色や黒いシミ状になってしまった場合、小林製薬の「アットノン」がおすすめです。
抗炎症作用や 血行促進作用があるので、傷跡やかさぶたの跡を消す効果が期待できますよ。
他には、ジャパンメディックの「エルモディアHPゲル」も同様の効果がありますので、試してみるのもよいでしょう。
それでも、完全に消えないという場合は、最終手段もありますよ。
消えない場合は皮膚科のレーザー治療で!
かさぶたの跡で一番注意したいのは、実は 白色をしたものです。
これは、皮膚の深い部分まで傷を負ってしまい、組織の繊維部分も切れてしまっている状態です。
白くツルっとしたケロイド状になってしまうとなかなか消すことはできません。
特に皮膚に凹凸がある場合は、皮膚科や美容外科などで行っている レーザー治療が効果的です。
少し痛みを伴うかもしれませんが、茶色や黒っぽいシミもレーザー治療で改善が期待できます。
傷によってダメージを受けた皮膚細胞をレーザー照射で取り除き、正常な細胞がよみがえるようにするという治療方法です。
大きなかさぶたの跡や長年残ってしまっているものは、自力で消すのは難しいものです。
どうしても消すことのできない跡で悩んでいるのなら、皮膚科の専門医に相談してみましょう。
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