
秋の果物といえば、りんごもありますね。
旬の時期は瑞々しく、酸味と甘味のバランスがよくとても美味しいですね。
生のシャキシャキ感もたまらないですが、実は、干しりんごにするという方法もおすすめです。
乾燥させることで栄養価もグッとアップするのも、魅力のひとつとなっています。
そこで・・・干しりんごの栄養・効果・効能の他、簡単な作り方などをご紹介します!
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目次
干しりんごの栄養・効果・効能は?
りんごに限らず、野菜や果物は乾燥させて水分が抜けると、旨味や栄養価がアップするといわれています。
干しりんごの場合、主な栄養素としてビタミンC、カリウム、食物繊維が挙げられます。
ドライフルーツとしては珍しく、乾燥させることでビタミンCがグッとアップするのは嬉しいですね。
生のりんごと比較しても、ビタミンCの含有量は約50倍に跳ね上がります。
また、乾燥させることで皮ごとでも食べやすくなります。
りんごは皮の付近に栄養素が多く、とくに りんごポリフェノールをはじめとする100種類以上のポリフェノールが豊富に含まれています。
これらのポリフェノールには、抗酸化作用により生活習慣病を予防・改善するだけでなく、脂肪を合成する酵素を抑制する働きがあります。
つまり、余分な脂肪を体外に排出する働きがあるということになります。
さらに、脂肪を燃焼させる酵素の働きを活性化させる働きもあるので、ダイエット中の方をはじめ、様々な健康維持に関する効能なども期待されています。
また、干すことで食物繊維の量も増え、ペクチンという水溶性食物繊維との相乗効果により、便秘の解消や腸内環境を良くする働きにも優れています。
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干しりんごの作り方は?オーブンやレンジでも!
干しりんごの作り方といえば、まずは 天日干しが一番お手軽です。
できれば皮付きのままりんごをスライスします。
厚さはお好みですが、5mmくらいが作りやすいです。
芯はそのままでも作れますが、取り除いておいた方が食べやすくはなります。
キッチンペーパーで軽く水気を拭いてからざるなどに並べ、時々裏返しながら日光で1~3日ほど干していきます。
半日くらい乾燥させればセミドライの干しりんごになるので、この状態でも美味しく食べられますよ。
干し加減はお好みで決めることをおすすめしますが、保存性を重視する際は完全に乾燥させるべきです。
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もっと短時間での作り方を希望する方は、オーブンや電子レンジも活用しましょう。
天日干しの時と同様に、よく洗ってからスライスしたりんごを天板に並べ、 100℃で1時間くらい焼き上げます。
一度裏返してから、30分ほど焼き上げると完成です。
こちらも乾燥状態を見ながらがら、焼時間は調整していきましょう。
電子レンジで干しりんごを作る場合は、クッキングペーパーなど水分を吸ってくれるものの上にスライスしたりんごを並べ、600Wでまず1分加熱してみます。
乾燥状態を見ながら、レンジに数回かけます。
この時、適宜キッチンペーパーも新しいものに取り換えたほうがよいでしょう。
注意点としては、レンジの場合は1度に3~4分など長い時間にかけると失敗してしまうことがありますので、面倒でも1分を数回繰り返してください。
干しりんごの戻し方は?そのまま使っても!
干しりんごは、そのまま食べることができます。
スナック感覚で食べれば、 健康にもよいおやつになりますね。
料理に使う時には、水に戻して利用することもできますよ。
パンやケーキに入れる時には、さっと水に戻して使うだけで構いません。
そのまま入れても、素材の水分を吸収するので面白い食感が楽しめます。
また、干しりんごを紅茶などに入れると、フレーバーティとして楽しむこともできますよ。
もちろん、お茶に入れた干しりんごも残さず食べることができます。
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他にも美味しい食べ方が!
干しりんごをヨーグルトに入れて一晩置くと、ヨーグルトの水分を吸って プルプルの食感になります。
これがとても美味しいデザートとして評判です。
ヨーグルトには整腸作用がありますし、カルシウムも豊富に含まれるため、栄養価の面でも相性が抜群です。
他にも美味しい食べ方ができると思いますので、自己流でアレンジするのもおすすめです。
りんごが安くて美味しい時期にたくさん作っておくと、いつでも食べられてとても便利ですよ。
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