ししとう 下処理

夏に旬を迎えるししとう(正式名称:獅子唐辛子)。

 

ちょっと味噌をつけて丸かじりでも美味しいですが、炒め物揚げ物など様々な料理に使えますね。

 

基本的には、これといった下処理は必要なく、洗って丸ごと使うことができます。

 

ただし、揚げ物にする時は破裂が心配ですし、他の調理法でもヘタや種の食感が気になるかもしれません。

 

そこで・・・ししとうの下処理について様々な料理法ごとにご紹介しますね!

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目次

ししとうの下処理・ヘタや種はどうする?

ししとうのヘタや種は、下処理せずにそのまま食べてしまっても問題ありません。

 

じつは、ヘタは茎から実に栄養を送る部分なので、栄養が豊富という側面もあります。

 

ただし、ちょっと硬さや食感が気になる時には、取り除いてから調理するのもよいでしょう。

 

下処理をする場合、ヘタの部分は包丁で切り落とすか、手でもぐようにすれば簡単に取ることができます。

 

ヘタを取って切り込みを入れたししとうをまな板の上で板ずりすると、種も綺麗に取ることができますよ。

 

ししとうの種は、鮮度がよければ白い色をしていますが、収穫して時間が立つと黒くなってきます。

 

色が変わっている時は取り除いた方がよいかもしれませんね。

 

 

また、ししとうの辛味は種の部分に集中していて、種が少ないものはあまり辛くないです。

 

辛さが気になる時は、下処理の段階で種を取り除くようにするとよいでしょう。
 

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ししとうの下処理・素揚げや天ぷらにする時は?

ししとうは、素揚げや天ぷらなどの揚げ物調理でも美味しく食べることができますね。

 

サイズ的にもちょうどよいので、丸ごと揚げることができます。

 

ただし、この時注意したいのが「破裂」です。

 

油がはねて危険なこともありますので、ちょっとだけ下処理をしておくとよいですね。

 

破裂の原因は、油で揚げる時に加熱され、ししとうの中の空気が膨張することにあります。

 

ですので、揚げる前に爪楊枝などで穴をあけておくか、包丁で軽く切り込みを入れるだけよいです。

 

素揚げや天ぷらなどにする際の下処理は、たったこれだけですね。
 
ししとうの栄養と効果・効能!
 

 

ししとうの下処理・炒め物に使う時は?

ししとうは炒め物にする機会も多く、油との相性もよいので美味しくいただけますね

 

炒め物にする際の下処理といっても、さっと洗ってから丸ごと炒めるか、適当な大きさに切り分けてから調理するくらいです。

 

ヘタや種が気になる場合は、取り除いてから炒めると食べやすいです。

 

また、ししとうは加熱すると変色しやすくなります。
 

 

色味を綺麗に残すためには、高温でサッと炒めるようにすると仕上がりもよくなります。

 

中華料理のように、フライパンをいつもより高温にしてから素早く炒めましょう。

 

 

煮浸しや煮物にする場合の下処理は?

時間をかけて加熱すると、ししとうはどうしても変色してしまいます。

 

ですので、煮物煮浸しにする時には、鮮やかな緑色は失われていることが多いです。

 

煮浸しや煮物にする時には、下処理として油でサッと炒めてから煮汁に加えていきます。

 

ただし、比較的綺麗に仕上げることができますが、どうしても炒め物ような色鮮やかさは残りません。

 

 

また、煮物や煮浸しにした時は、一度冷ますと味がしみてより美味しくなります。

 

夏にはキリッと冷やした煮浸しも、ご飯や冷たい麺のお供に合いますね。

 

 

ししとうは下処理の手間があまりかからず、使いやすい野菜の1つです。

 

注意点として、乾燥しやすいという特徴があるため、「鮮度が命」と思って早めに美味しくいただきましょう。

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