暑い夏になると、かき氷やアイスクリームなどの冷たいデザートが食べたくなりますね。

 

冷たいものを食べた時に頭がキーンとする症状は、多くの人が経験したことがあると思います。

 

実は、これには正式な医学的名称があり、「アイスクリーム頭痛」と呼ばれています。

 

その原因となるメカニズムや、簡単な治し方、事前にできる予防法を知っておくと便利ですよ。

 

なかにはしばらく治まらない人もいますので、注意しておくべきです。

 

そこで・・・アイスクリーム頭痛の原因・治し方・予防法などを中心にご紹介します!

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アイスクリーム頭痛の原因と痛む場所は?

冷たいものを食べるとアイスクリーム頭痛が起こるため、暑い時でも食べられないという人もいます。

 

そのメカニズムは正確には解明されていませんが、原因とされる説が2つあります。

 

 

まず1つ目は、急に冷たいものを食べたことで体が冷え、それを温めるために急激に血流がアップすることです。

 

血管が拡張することにより起こる痛みで、偏頭痛が起こるメカニズムとほとんど同じです。

 

急激に血管が拡張すると周囲の神経にも刺激が加わり、アイスクリーム頭痛を引き起こすと考えられています。

 

 

2つ目は、アイスクリームなどを食べると、「冷たい」という信号が三叉神経や舌咽神経を通して脳に伝達されます。

 

しかし、急激に「冷たい」という信号が増えると、誤って「痛い」という信号を伝達してしまうと考えられています。

 

 

アイスクリーム頭痛によって痛む場所は、偏頭痛が出る側頭部や、主に三叉神経が通るこめかみ辺りが多いといわれています。

 

症状が重くなる人の場合、頭の奥の方に深部痛が出ることもあります。

 

また、稀に耳などが痛むこともあります。

 

持病として偏頭痛三叉神経痛などを持っていると、なかなか痛みが治まらないこともあるため、注意しておく必要があるでしょう。

 

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アイスクリーム頭痛にならない人もいる?理由は?

アイスクリーム頭痛は、約3割程度の人が経験するといわれており、全くならないという人もいます。

 

その理由としては、一度に冷たいものを頬張るような食べ方をしない人がいるからです。

 

また、頭痛が起こりやすいのは、中高生くらいの若い年齢層に多いというデータがあります。

 

この頃は暑いという状況に我慢できず、冷たいものを一気に食べてしまうことが多くなります。

 

一度アイスクリーム頭痛を経験してしまえば、ゆっくりと食べるようにと学習するため、起こりにくくなるのです。

 

 

その他、神経系の誤伝達や冷えによる血管拡張などは、人によって起こり方に個人差があることも理由の1つです。

 

同じものを同じように食べても、頭痛になる人とならない人がいるのです。

 

 

簡単にできるアイスクリーム頭痛の治し方!

通常は、30秒~5分程度の短い時間で症状が治まることがほとんどです。

 

ですので、アイスクリーム頭痛はそのまま放置しておいても自然に治るものです。

 

ただし、痛みが強ければ、こめかみのあたりを保冷剤などで冷やすことで、簡単に症状を抑えることができます。

 

拡張した血管を収縮させる治し方が基本となります。

 

もし、頭痛が起きてから痛みが10分以上続くようであれば、別の原因による頭痛の可能性があります。

 

偏頭痛を起こしやすい人は、急な冷えにより血管が拡張したまま、戻りにくくなっている可能性もあります。

 

この場合は、部屋を真っ暗な状態にし、安静をキープするのが一番です。

 

頭痛外来を受診し、適切な薬を服用する必要も出てきます。

 

 

事前にアイスクリーム頭痛を予防するには?

一度にたくさん冷たいものを食べないようにすることが、一番の予防策となります。

 

冷たいものを食べる時にゆっくりと食べるようにすると、神経の誤伝達や血管の急激な拡張を防ぎ、頭痛が起こりにくくなります。

 

また、温かいものを飲みながら食べるということも、アイスクリーム頭痛の予防に効果的です。

 

この時、コーヒーなどのカフェインを含むものだと、血管を収縮させる作用があるため、より効果が高いでしょう。

 

暑い時期だとなかなか難しいかもしれませんが、いつも頭痛が長引いてつらい思いをするという人は、ぜひ実践してみてください。

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