近年、何かしらのアレルギーを持つ人が増えてきています。

 

しかも、原因物質という認識が薄いものにも反応を起こすことがあり、非常に厄介です。

 

例えば、夏野菜の代表格である「きゅうり」もその1つです。

 

食物アレルギーというと、食品中に含まれるタンパク質に過剰反応を起こすことが多いです。

 

しかし、きゅうりなどの野菜でもアレルゲンとしての認識されることがあるのです。

 

そこで・・・きゅうりアレルギーの症状や原因、検査方法について詳しくご紹介します。

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きゅうりアレルギーの症状とは?

きゅうりアレルギーの場合、いわゆる「口腔アレルギー症候群」の症状が現れます。

 

食後に現れる症状として・・・

  • 口の中の粘膜が腫れ、痒みやしびれを起こす
  • 喉の奥にも痒みやイガイガとした不快感が出る
  • 唇などにも腫れや痒み、しびれが起きる

などが挙げられます。

 

鶏卵や牛乳、小麦などの代表的なアレルギー物質と比較すると、全身性の蕁麻疹や呼吸困難、意識障害などに陥るアナフィラキシーショックなどに及ぶことはです。

 

ただし、重度の場合には、花粉症のように鼻や目の粘膜などにも症状が現れ、くしゃみや鼻水が止まらなくなったり、目が充血して痒みが出たり、顔が浮腫んでしまうこともあります。

 

きゅうりを食べた時に現れるアレルギーは、別名・ラテックスアレルギーとも呼ばれており、花粉症に似た性質の症状が現れやすくなっています。
 

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きゅうりアレルギーの原因と検査方法は?

きゅうりアレルギーを発症する人は、花粉症を併発していることがほとんどです。

 

今や国民病といわれ、日本人の3割弱が花粉症を発症しています。

 

そのうちの1割程度は、特定の野菜や果物にアレルギー反応を示すことがあるといわれています。

 

きゅうりの場合は、「サリチル酸化合物」という仮性アレルゲンが原因となって症状を引き起こしています。

 

このサリチル酸化合物は、トマト、じゃがいも、バナナ等にも含まれていて、特にブタクサの花粉症を持っている人が多く発症します。

 

いずれにしても、このような「口腔アレルギー症候群」の場合、きゅうりを食べた後15分以内に反応が出ることがほとんどです。

 

ただし、きゅうりアレルギーなどのように野菜によって症状が現れるケースでは、血液検査の精度が良くないため、原因物質が特定できないこともあります。

 

血液検査よりも皮膚検査の方が精度が高く、検査費用も低いのでおすすめです。
 
黄砂アレルギーの症状と検査方法!
 

 

ズッキーニやスイカ、メロンでも起こる危険性は?

検査をした結果、きゅうりアレルギーと診断された場合、同じ仮性アレルゲンのサリチル酸化合物を含む野菜や果物に注意する必要があります。

 

例えば、同じウリ科のズッキーニ、スイカ、メロンの他、りんごやバナナなどです。

 

きゅうりは生で食べることが多いので症状が出やすいですが、加熱して食べれば出ないことが多いです。

 

過去にスイカやメロンなどウリ科の野菜で同じような症状が現れたり、いつもきゅうりを食べると腹痛を起こすなどがあれば加熱調理をするとよいでしょう。

 

 

また、食べ過ぎたことがきっかけとなりアレルギーを発症する危険性もあります。

 

きゅうりやズッキーニよりも、夏に甘くて美味しいスイカやメロンの過剰摂取に注意しましょう。

 

 

赤ちゃんの離乳食にきゅうりを使う時は加熱するべき?

口腔アレルギー症候群は、幼児期よりも成人に多く見られるという特徴があります。

 

ですので、きゅうりは離乳食の初期から利用できる食材です。

 

きゅうりアレルギーを持つ人の場合、花粉症を併発してい確率が非常に高いため、赤ちゃんや幼児期はあまり心配ないようです。

 

ただし、生食は胃腸への負担が大きいため、最初は加熱してから与えるようにしましょう。

 

皮も固いので、ピーラーなどで剥いて内側だけを利用します。

 

生食ができるようになるのは、離乳食後期の生後9ヶ月以降からです。

 

細くスティック状にカットすれば、手掴み食べの練習にも役立ちますね。

 

 

きゅうりアレルギーについてご紹介しました。

 

ブタクサの花粉症との関係性も大きいため、春だけでなく夏から秋にかけても要注意です。

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