疲れている時など、 まぶたがピクピクと痙攣したことはありませんか?
このような痙攣は誰もが一度は経験したことがあると思いますが、「眼瞼ミオキミア」の症状の可能性が高いです。
すぐに治りますが、目のすぐ上や下がピクピクしていると気になりますよね。
何らかの病気を疑う方もいるようで、早く治るに越したことはありません。
そこで、この眼瞼ミオキミアの症状や原因、治療法などについてご説明します!
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目次
眼瞼ミオキミアの症状とは?
眼瞼ミオキミアとは、 単純性筋痙攣で一過性の病気です。
病気といっても、目の疲労が解消されればすぐに治ります。
症状としては、まぶたがピクピクと痙攣したり、目の下あたりにも同じような異常が現れたりします。
しばらくは勝手に痙攣を繰り返すため、人に見られると恥ずかしいと感じる人もいるようです。
ちなみに、似たような病気に「眼瞼痙攣」がありますが、こちらは自然に治る病気ではありますせんので、長く続く場合などは病院で診てもらいましょう。
初期症状としては、まぶたの不快感やまばたきの回数の増加の他、眩しく感じることなどがあります。
こちらは眼瞼ミオキミアとは異なり、症状が進行するとまぶたが頻繁に痙攣し、目を上手く開けられなくなります。
それに伴い、人やものにぶつかるなど生活に支障を来すようになるため注意が必要です。
さらに進行すると、自分の意志では目が開けられなくなり、視覚には問題ががないのに盲目状態になることもあり得ます。
眼瞼ミオキミアの原因とは?
眼瞼ミオキミアの原因は、実は全てが解明されているわけではありません。
しかし、候補として3つ挙げられています。
1つ目は目の周りを取り囲むように位置する 眼輪筋の疲労によるものです。
この疲労により起こるピクピクとした痙攣は、単に疲れ目だけではなく、睡眠不足などによっても起こります。
2つ目はストレスによるものです。
疲労と似たようなものですが、 テクノストレスというものがあります。
これはパソコンやスマートフォンの使い過ぎによって眼輪筋に疲労が溜ることが原因で起こります。
まぶたのピクピクした痙攣だけにとどまらず、稀に物がかすんで見えたりするので、40代くらいの人だと老眼が始まったと勘違いすることも…。
もちろん精神的なストレスからでも、自律神経が乱れて眼瞼ミオキミアに繋がることがあります。
3つ目はカフェインの過剰摂取によるものです。
実際には直接的な原因とはなりませんが、コーヒーなどの飲み過ぎで症状が悪化することもあります。
カフェインには体によい効果もありますが、過剰摂取は頭痛や不眠症などをはじめ様々な体の不調の原因に繋がるため、適量を摂取するよう心掛けましょう。
眼瞼ミオキミアの治療法は?
眼瞼ミオキミアの一番の治療法としては、 目を休めることです。
パソコンやスマートフォンの使い過ぎが考えられる場合には、こまめに休憩を取ったり、使用しない日を設けることも考慮して下さい。
また、遠くの景色を眺めるだけでも改善が期待できます。
近くの物をずっと見ていることで、目の筋肉が収縮しっぱなしになってしまいます。
特に、目の周りの眼輪筋や、目のレンズを調節する働きをしている毛様体筋の緊張をほぐすことにも効果的です。
血行をよくすることも治療法の1つです。
お風呂に入った時に目の周りをマッサージしたり、 蒸しタオル、市販のホットアイマスクなどを使って筋肉をほぐしましょう。
その他、栄養バランスの取れた食事も大切です。
ビタミンAが不足すると疲れ目になりやすくなるので、サプリなどで補充するのもよいでしょう。
眼瞼ミオキミアはそのほとんどが2~3日中には治りますので、まぶたのピクピクした痙攣が1週間も続いたりしない限りは心配ありません。
いかがでしたか?
目は生活する上で非常に大切な部分です。
仕事のし過ぎなどで体を壊しては意味がありませんね。
こまめに休息を取りながら、目の健康に気をつけましょう。
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