身内に赤ちゃんが誕生すると、その健やかなる成長をお祝いする機会がとても増えます。
特に、生まれてから最初の1年間は、初宮参りや初節句などの節目のお祝いが続きます。
また、最近では盛大に祝うことは少なくなっていますが、赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を「初正月」といい、今でも大切な行事のひとつにしている地域や家族も多いです。
ただし、あまり聞き慣れない人も珍しくなく、お祝いの金額の相場を知りたいという人も多いようです。
そこで・・・孫や甥、姪などへの初正月のお祝いに関する金額の相場についてご紹介します!
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目次
初正月のお祝い・孫への金額の相場は?
赤ちゃんが初めてお正月を迎えることは、実は非常に おめでたいことなのです。
ですから、今でもお孫さんの初正月を盛大に祝ってあげたいという祖父母の方は多いかもしれませんね。
昔は、現代とは違って食糧事情も悪かったですし、衛生面や医療に関しても恵まれてはいなかったのです。
つまり、生まれてすぐに亡くなる赤ちゃんも多く、初正月を迎えることすら叶わなかった子どもが五万といた時代が続いていたのです。
そのため、近年までは盛大にお祝いしていた時代も長かったのです。
この行事の祖父母の役割としては、一般的には男の子には破魔矢と破魔弓を贈り、女の子には羽子板を贈るというのが相場となっていました。
もともと破魔矢と破魔弓、羽子板は、昔は 母方の実家が用意するものとされていましたが、最近では内孫や外孫に関係なく、家族間で相談しながら・・・ということが多くなっています。
祖父母にとって「孫は何よりの宝」と考えるのは当然ですが、昔ながらのスタイルを貫くとなると贈り物の質によっては金額の相場は5~10万円以上に跳ね上がることも考えられます。
そこで、現在では破魔矢や破魔弓、羽子板を用意しない代わりに現金を包むことが増えており、金額の相場も 10,000~30,000円くらいが目安となっています。
無理に飾り物を購入するという考え方も減ってきていますので、赤ちゃんの生活に関する品に当てるという夫婦も増えてきているようです。
初正月のお祝い・甥や姪への金額の相場は?
甥や姪が初正月を迎える場合は、あえてお祝いは包まないことも増えています。
というより、その分を「お年玉」として渡したりするようですね。
ただし、地域によっては昔ながらの厳格な行事として続けられている場合もありますので、その際は 5,000~10,000円くらいをお祝いとして包むようにしましょう。
また、甥や姪に贈るとなると、ご自分の年齢的なことも金額の相場に影響します。
もちろんまだまだ学生さんという場合もありますので、余裕がなければ軽いお年玉程度でも問題ないでしょう。
まだ結婚されていない方の場合、「甥や姪というのはこれほど可愛いものか?」と思える存在になることが多いです。
少し大きくなったら、一緒に遊んであげるのも大事な仕事になるかもしれませんよ!
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初正月のお祝い・のし袋の書き方は?表書きはどうする?
初正月の祝いとしてお金を包む場合は、正式には 祝儀袋を用意しましょう。
キャラクター物のポチ袋などでは許されないというわけではありませんが、お年玉として渡す場合とは区別したほうが良さそうですね。
祝儀袋の水引は、花結びのものを選びます。
表書きとしては「祝初正月」「奉初正月」などとし、水引きの下にはご自身の名前を書き入れます。
また、破魔弓や羽子板を購入するためのお金として渡す場合は、 「破魔弓料」「羽子板料」として渡すこともできます。
初節句のお祝いの金額の相場!孫へ・甥や姪へ!のし袋の書き方は?
初正月のお祝い・ギフトにするなら男の子と女の子には何を?
お金ではなく品をプレゼントする時には、やはり男の子には破魔弓飾りを、女の子には羽子板飾りを贈るのが相場と決まっていますよね。
これらは、赤ちゃんの魔除けとなり、病気や災いから守ってくれるという意味があります。
ただし、それほど高級なギフトを用意するだけがお祝いではありません。
お孫さんには今からの生活で必要になる物を贈るのもよいですね。
寒い時期なので、スリーパーやカバーオールなどの衣服も喜ばれますし、 「歯固め」などのおもちゃ、 「離乳食用の食器」などは、息子・娘夫婦の助けにもなりますよね。
外出する際のベビーカーをねだられることもあるでしょうし、男の子、女の子で考えるとまた気が滅入ってきそうです。
サプライズ感より実用的なものが喜ばれると思いますので、息子娘夫婦と相談しながら選ぶというのも楽しいですよ。
初正月のお祝いに関する金額の相場についてご紹介しました。
高価な飾り物が必要という時代でもなくなってきている今、赤ちゃんが使っている様子が想像できるような楽しいギフトにしてもよいのではないでしょうか…。
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