冬至などでよく食べられているかぼちゃですが、硬いのでなかなか切りにくいですよね。
切る際にはかなりの力を要することもあるため、誤って指を切ってしまわないか心配になることもありますね。
ですが、コツさえ覚えてしまえば、意外に簡単に切ることが出来ますよ!
煮物やサラダ、天ぷら、お菓子など、料理のバリエーションも広がりやすい野菜ですので、ぜひ料理ごとの切り方をマスターしておきましょう!
そこで・・・かぼちゃの切り方について、いくつかの方法をご紹介します!
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目次
かぼちゃの切り方・基本の方法は?
かぼちゃを丸ごと切る場合、まずは半分にしますよね。
半分にする際、真ん中に包丁を入れてサクッと切りたいところですが、ヘタの部分が非常に硬いという特徴があるため、ヘタを避けるように切るのが基本の方法です。
どうしても 「綺麗な真っ二つ」にしたいという場合、ヘタを先に落とす方法もあります。
この時、包丁の先ではなくアゴの部分を使い、へたの周りに円を描きなら切り込みを入れ、最後に包丁の先を使って切り込み部分に押し込むような形で、回しながらえぐり取ります。
また、硬いヘタを避けるため、縦ではなく、横に半分にするという手もありますよ!
かぼちゃを半分に切り落としたら、安定するようにカットした面を下にして、所々の皮を削ぎ落としていきます。
4分の1しか使用しない場合は、その部分だけ皮を削ぎ落としておきましょう。
こうすることで、見栄えが美しくなるだけでなく、煮物にした際など味の含みがよくなるメリットもあります。
次に、小さく切り分けていくことになりますが、まだ安定感に欠ける半分くらいの大きさであれば、カットした面を下にして、上から包丁を入れていきましょう。
4分の1くらいの大きさになったら、かぼちゃの内側を上にして切っても問題ありません。
使う分だけ切り分けたら、スプーンを使って種とワタを取って洗います。
基本的にワタの部分から劣化が進みますので、余った部分も綺麗に取り除いてからラップで密閉して保存するのがベストです。
煮物の場合は3cm角くらいの大きさに切ると食べやすいですが、あらかじめ面取りをしておくと煮崩れしにくく、味の染みたかぼちゃにすることができますね。
かぼちゃの切り方・硬いものは電子レンジを使って簡単に!
「皮が硬くてどうしても切れない!」という時は、 電子レンジを使うと簡単に切ることができます。
半分や4分の1のかぼちゃの場合は、まずワタや種を取ってから洗います。
そして、水気を切ってからラップでくるみます。
600Wの電子レンジで、小さい場合は2~3分、大きい場合は3~4分加熱しましょう。
触ってみてまだ硬いようでしたら、少しずつ加熱時間を増やしてみてください。
この方法はかぼちゃだけでなく、さつまいもなどなどにも使うことが出来ますので、硬くて切れない時は、レンジで加熱してから簡単に切り分けた方が得策ですね。
かぼちゃの切り方・天ぷら用などの薄切りの方法は?
天ぷらにする場合の切り方は、 薄切りですよね。
薄切りにする場合、4分の1程度にカットしたかぼちゃでも皮側から安定するように切る方が簡単です。
厚さは3~5mmくらいが目安です。
こちらも、切りにくい場合は電子レンジで多少熱を入れてからカットしてみてくださいね。
かぼちゃの切り方・冷凍保存用の方法は?
一度に使い切らない場合は、冷凍保存することもできます。
ただし、かぼちゃを冷凍すると食感が悪くなってしまうため、あまり大きいまま冷凍するのはおすすめできません。
ひと口大くらいにカットしてからの方がよいでしょう。
また、生のままではなく、600Wで2分ほど電子レンジで加熱し、よく冷ましてからジップロックなどに入れて冷凍庫で保存します。
1つ1つをラップでくるむ必要はありませんので、比較的楽な方法です。
凍ったまま煮物にしたり、汁物に入れたり、一度解凍してから炒め物などにすることもできます。
その他、かぼちゃを潰してから保存するという方法もあります。
かぼちゃを茹でたり、電子レンジで加熱したりして軟らかくしたものを、熱いうちに潰してよく冷まし、使いやすい分量ごとに薄く伸ばしておくと使い勝手もよくなります。
ジップロックなどに入れて空気を抜いてから冷凍保存します。
サラダなどに使う場合はこの方法が便利です。
いずれにしても、冷凍保存したかぼちゃは 3週間~1ヶ月を目安に食べ切るようにして下さい。
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