団子が固くならない作り方!上新粉・白玉粉・だんご粉を使った方法

家庭で団子を作ると出来立ての時は美味しいですが、冷めると固くなってしまいますよね。

 

レンジでチンして食べれば柔らかくはなりますが、固くならない作り方を知っておくと便利ですね。

 

スーパーやコンビニ、和菓子屋さんで購入したものは、翌日になっても柔らかくて美味しいままのことも多いです。

 

何か添加物などが含まれている影響でしょうか…。

 

材料として 上新粉、白玉粉、だんご粉などがありますが、それぞれで柔らかく保つ方法を知っておいて損はないでしょう。

 

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そこで・・・家庭で作る団子が固くならない作り方をご紹介します!

 

目次

市販の団子が固くならない理由は?添加物?

市販の団子がなかなか固くならない理由は、その製法にあります。

 

団子を柔らかく保つためには、生地から抜ける水分を少なくすることがポイントです。

 

昔ながらの和菓子屋さんの場合、柔らかくするために砂糖を20%ほど入れて作っていることが多いようです。

 

20%というのはちょっと多過ぎる気がしますが、これが昔ながらの製法とされているのです。

 

 

また、 スーパーコンビニなどで市販されているものは少し異なります。

 

1日以上経っても固くならないように、「保湿剤」として添加物が使われていることが多いです。

 

添加物というと避けたくなるかもしれませんが、「トレハロース」というトウモロコシやジャガイモのでんぷんから作られるものを使うことが多くなっています。

 

トレハロースにも砂糖の半分ほどの甘さがありますが、こちらは甘さ控えめに仕上がります。

 

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上新粉の団子が固くならない作り方

上新粉というのは、うるち米を精米して粉にしたものです。

 

したがって、手間暇かけて工夫して団子を作っても、お餅のような粘りモチモチした食感は出せません。

 

上新粉、白玉粉、だんご粉などはすべて米粉の一種ですが、最近は米粉というと「製菓用の米粉」を指すことが多いです。

 

製菓用の米粉は上新粉などよりも粒子が細かいのが特徴です。

 

お菓子作りにはもちろん、料理にも使用することができます。

 

 

上新粉のみで固くならない団子を作るには、 砂糖をたっぷり入れて作るのが一般的です。

 

割合的には「上新粉:砂糖」=「5:1」になります。

 

つまり、上新粉の量の20%ほどの砂糖を使用するということです。

 

これより砂糖の量を減らすと、当然固くなってしまいます。

 

 

前述したトレハロースは製菓材料店などでも売っていますので、使ってみるのもよいかもしれません。

 

他には、粉と同じ分量の豆腐を入れるという作り方もありますので、試してみるのもよいでしょう。

 

 

白玉粉の団子が固くならない作り方

白玉粉というのは、もち米を精米して洗って水に浸け、水ごと挽いて沈殿したものを乾燥させたものです。

 

もち米からできているためモチモチした食感に仕上がるのが特徴です。

 

もともと柔らかくてツルンとした感じの団子に仕上がるため、固くなりにくいのですが、それでも時間の経過とともに徐々に固くなってしまいます。

 

白玉粉で固くならない団子を作るには、粉と同量の絹ごし豆腐を混ぜて作るというのがおすすめです。

 

他には、白玉粉と上新粉を1:1の割合で混ぜるという方法もあります。

 

 

だんご粉を使う団子が固くならないようにするには?

だんご粉というのは、精米したうるち米もち米をブレンドして、洗ってから水に浸し、水ごと挽いて沈殿したものを乾燥させたものです。

 

上新粉と白玉粉をブレンドしたものと思われがちですが、だんご粉にするための製法が異なるため、単に上新粉と白玉粉を混ぜたものとは若干異なります。

 

また、メーカーによってうるち米ともち米の分量も異なります。

 

ある程度の歯応えやモチモチ感があるため、お料理の初心者でも使いやすくなっています。

 

 

だんご粉の場合は、粉に対して半分の量の豆乳を入れて混ぜると固くならないです。

 

豆乳は液体ですので、その分使用する水の量を調節して団子を捏ねて作る必要があります。

 

 

いずれにしても、特殊な添加物などを一切使用しない以上、市販品のように固くならない団子を作るのは難しいです。

 

ただし、今回紹介した方法で作ってみると、その状態に近づけることが可能になります。

 

翌日まで柔らかくて美味しい団子を楽しみたい方にはおすすめの作り方です。

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