スーパーなどに行くと、沢山の種類のお米が売られていますね。

 

「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」など有名なものもあれば、産地がどこなのか見当もつかないものもあります。

 

そんな中で、ブランド米と銘を打っているお米がありますが、一体どういう基準で呼ばれているのでしょうか?

 

「特A」といった言葉も耳にしますので、品質によっていくつかのランクが設けられているようです。

 

そこで・・・ブランド米の主な特徴やランク付けの基準、最近特Aを獲得した銘柄などをご紹介します!

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ブランド米とは?主な特徴や基準は?

ブランド米とは、特定の品種産地を指定して商品化されたお米のことで、その特徴として個性あふれる銘柄が付いていますよね。

 

その基準としては、品種や産地を混ぜることはなく、一種類のお米のみで構成されます。

 

現在ブランド米で人気があり、最も有名なのは「コシヒカリ」ではないでしょうか…。

 

 

お米は日本に入って来て以来、品質の基準をさらに向上させるため、何度も品種改良を繰り返されてきた歴史があります。

 

その結果、明治時代に誕生した「旭」「亀の尾」というブランドが、日本の元祖代表となりました。

 

それ以降、300種類を超えるブランド米が作られてきましたが、どの品種も最初のこの二つが元になっています。
 
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ブランド米のランクとは何段階?誰が決めるの?

ブランド米にはランクがあります。

 

そのランクは「食味官能試験」という、炊いたお米を実際に食べて評価することによって付けられます。

 

この試験は、毎年129種類のブランド米を対象に行われています。

 

食味試験の基準米は、複数の産地を持つコシヒカリのブレンド米となっています。

 

これと試験対象になるそれぞれの産地のお米を比較し、ほぼ同じランクのものが「A´」と判定されます。

 

基準のコシヒカリブレンドと比べて、特に優れていると評価されたお米のランクを 「特A」にするといった方法を取っているわけです。

 

基準米と比較して良好ならランクは「A」になり、やや劣ると評価されれば「B」、劣ると評価されれば「B´」という判定が下ります。

 

一体誰が評価しているのかという疑問を持つ方も多いと思います。

 

これは、一般財団法人・日本穀物検定協会が用意した基準となるブランド米に対し、専門の食味評価エキスパートパネル20名が比較してランク付けをしています。

 

この結果は、食味ランキングとしてまとめられ、もちろん毎年発表されていますので、生産者側としてはハラハラドキドキしながらその瞬間を待つことになるようです。

 

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最近、特Aを獲得したことのある各地のブランド米!

平成28年度の 特Aを受賞したお米の銘柄と産地は以下の通りです。

 

「不動」「定番」のものもありますが、「初受賞」組も健闘していますね。

 

【コシヒカリ】 新潟・富山・長野・福井など19地区

人気、味、生産量において日本一の座に長くついています。

日本の米の作付面積の三分の一以上がコシヒカリです。

炊き上がりの光沢が美しく、粘りは強く香りもよいと評価されています。

 

 

【ななつぼし】 北海道

生産量、消費量ともに道内1位の北海道では定番のお米です。

炊きたてはコシヒカリ、ひとめぼれ以上ともいわれています。

 

 

【ゆめぴりか】 北海道

全く新しいタイプのお米という触れ込みで台頭してきました。

程よい粘りと甘みがあり、炊き上がりのつやも美しい上に、収量性にも優れているという、作る側にも食べる側にもうれしい品種です。

 

 

【ふっくりんこ】 北海道

平成15年に出来上がった品種です。

一粒一粒がふっくらと柔らかく、甘味があります。

粘りやツヤが適度にあり、和食によく合うとされています。

 

 

【青天の霹靂】 青森県

青天の青は青森の青、人に印象付けるためにわざわざ衝撃的な名前にしたそうです。

粒がやや大きめで、名前とは裏腹に、粘りもツヤも甘さも程よく上品です。

保温しても、つぶれた感じになりません。

 

 

【ひとめぼれ】 岩手・山形・大分県

コシヒカリから生まれた新しい品種です。

ササニシキの後継種で、美味しさと耐寒性に優れています。

栽培が比較的簡単で、受賞した地域が複数あります。

 

 

【つや姫】 山形・宮城県

名前の通りつやがあり、姫のように真っ白で美しいお米です。

コシヒカリを凌ぐ美味しさを求めて、約10年かけて開発されました。

甘味や旨味があり、口当たりがよく粘り気もあり、お米としてのバランスがとれています。

 

 

【あきたこまち】 秋田県

名前の通り秋田県で開発されました。

コシヒカリが親なので、旨味、甘味、粘り、歯ごたえなどのバランスが取れています。

水分含有量が多いため、冷めても美味しいのが特徴です。

 

 

【きぬむすめ】 鳥取・岡山・兵庫・山口県

1991年に九州沖縄農業研究センターで誕生しました。

母であるキヌヒカリのように美味しいお米になるようにという願いが込められ命名されています。

大きさは中粒、炊き上がりが白く艶やかで粘りが強く、やや柔らかめです。

 

 

【ヒノヒカリ】 福岡・熊本県

平成に入ってから作付面積が増え、日本のお米の代表となる品種のうちの1つです。

多数の府県での奨励品種となっており、生産の中心は西日本です。

小粒ながら厚みがあって食べごたえがあり、食味も良質です。

 

 
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【さがびより】 佐賀県

佐賀県農業試験研究センターで、平成10年から11年かけて開発された品種です。

高温多湿の気候に順応しています。

米粒が大きく噛みごたえがあり、炊き立てはつややかでもっちりしています。

 

 

【あきほなみ】 鹿児島県

ひのひかりの食味を受け継ぎ、いもち病や環境気温の変化に強い品種です。

平成11年より10年かけて開発された鹿児島県オリジナルです。

米粒が大きく食感がとても良く、粘り気が強く甘味や旨味のバランスが取れています。

 

 

【みずかがみ】 滋賀県

滋賀県で開発された温暖化対応品種で、猛暑に強いです。

滋賀県の気候に配慮して作られました。

炊き上がりがつややかで、粘りや甘味が程よく、冷めても美味しい品種です。

 

 

【にこまる】 愛媛・高知県 (初受賞)

ひのひかりの後継種として高温に耐えられる品種として開発されました。

食べると笑みがこぼれるほど美味しい、丸々とした米粒からの命名です。

粒が揃っていて粘りがあり、柔らかく、ひと粒ひと粒がしっかり炊き上がります。

 

 

【はるみ】  神奈川県(初受賞)

神奈川県初の特Aランクで、平塚生まれです。

農地の少ない神奈川県で、美味しいブランド米を作りたいという願いがやっと叶いました。

粒は大きいほうで、甘味があり、モチモチとしていて粘り気があります。

 

 

【てんこもり】 富山県(初受賞)

2007年にデビューした富山県うまれのお米です。

美味しい、収穫量が多い、高品質、栽培特性が優れている、を目指した集大成です。

炊き上がりの米粒に張りがあり、つやもあります。

もっちりして甘く、炊きたてはもちろん冷めても美味しいのでお弁当にも使えます。

 

 

【はつしも】 岐阜県

主に岐阜県だけで栽培されているため、日本全体で見ると収穫量が少なく、幻の米といわれるほどです。

粒が大きくほんのりとした甘さがあります。

粘り気が少ないのでカレーと合います。

 

 

【キヌヒカリ】 京都府(初受賞)

1988年に北陸でうまれました。

名前の通り炊き上がりがシルクのように輝くことから命名されました。

あっさりした味で粘り気が少ないため、寿司屋で重宝されています。

 

 

【あきさかり】 広島県(初受賞)

福井県の農業試験場で開発され、福井県と広島県で栽培されています。

今回は広島産のものが受賞しました。

精米白度が高く美白米といわれます。

粘りのあるもちもちした食感で甘みがあります。

 

 

【夢つくし】 福岡県 (初受賞)

福岡の代表的な品種で、味のよい「コシヒカリ」と、耐倒伏性の高い「キヌヒカリ」を掛け合わせました。

程良い粘りけと甘味、しっかりと噛みごたえがあり見た目も美しいお米です。

 

★平成28年度の特A受賞【参考品種】(3銘柄)

【銀河のしずく】 岩手県

岩手県産の他の米より炊き上がりが際立って白く、透明感があります。

香り、味、粘り気、硬さなどの均整がとれており、冷めても美味しいです。

 

 

【東北210号】 宮城県(初受賞)

宮城県の奨励品種です。

炊いた時の味がよく、粘り気があります。

食味の評価では「ひとめぼれ」より高く、耐冷性は「ひとめぼれ」と同等です。

 

 

【熊本58号】 熊本県 (初受賞)

別名「くまさんの輝き」です。

「ヒノヒカリ」と「コシヒカリ」を掛け合わせた、粘りがある美味しいお米です。

 

参考品種として挙げられているのは、食味ランキング外(129種類以外)の話題性のある品種について試験を行なった結果、特Aと評価されたものです。

 

「あれ、この品種ならうちの県でも作っている」と思われるかもしれませんが、ブランド米は 「産地限定」です。

 

たとえば、あきたこまちは他の地域でも作られていますが、「ブランド米」といえるのは、今回の試験結果では「秋田産」のものだけでした。

 

 

ブランド米も種類がたくさんありますね。

 

お米が美味しいと、食べることが楽しくなりますよね。

 

当然値が張るものもありますが、新米の時期に一度は食べてみたいものです。

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