夏に旬を迎える野菜の1つに「オクラ」がありますね。
サッと湯がいてサラダにしたり、味噌汁に入れたり、天ぷらにしたりするのも美味しいですね。
ただ、買って冷蔵庫の中に入れておいたら、いつの間にか萎びていたという経験はありませんか?
トマトやキュウリなどに比べると使用頻度も少ない野菜なので、意外と正しい保存方法を知らないという人も多いかも知れませんね。
冷凍したり、乾燥させたりする方法もありますので、なるべく長持ちさせましょう!
そこで・・・オクラの保存方法についてご説明します。
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目次
オクラの保存・常温と冷蔵のどっち?
実は、オクラは傷みやすい野菜です。
保存に適した温度は10℃前後になります。
冬場でしたら常温でも構いませんが、夏場は必ず冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
5℃以下になると、今度は低温障害を起こす可能性が高いため、冷蔵室ではなく温度がやや高めに設定されている野菜室に入れるのがポイントです。
新聞紙やキッチンペーパーにくるみ、ビニール袋に入れてヘタを下にしてまとめておくと、冷蔵で5日ほど保存できます。
ヘタの部分を下にしてコップなどに入れ、ヘタが浸かるだけの水を加えて野菜室に入れておくと、1週間ほど長持ちさせることもできますよ!
オクラの保存・茹でたものは?
茹でたオクラはしっかりと水気を切り、ジップロックやタッパーなどに入れて、野菜室ではなく冷蔵庫に入れておきます。
保存の目安は1~2日程度で、それ以上経つと傷んでしまいます。
茹でると急激に足が早くなりますので、長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。
なるべくその日の内に食べる分だけ茹でた方が得策ですね。
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オクラの保存・冷凍の方法と期間は?
冷凍すれば、長期保存も可能になります。
生のままでも冷凍できますが、下処理をしておく方が使う時に便利です。
オクラをよく洗い、塩もみをして産毛を落としてから、沸騰したお湯で20秒ほどサッと茹でます。
硬めに仕上げるのがポイントです。
このまま冷凍しても構いませんが、小口切りにしてから保存すると使いやすいと思います。
必ずしっかり水分を切ってからフリーザーバッグなどに入れて冷凍してください。
保存期間は1ヶ月程度を目安にし、その間は美味しく食べることが出来ます。
オクラの食べ方!納豆・サラダ・炒め物・カレーに!
乾燥オクラにしても!
冷凍の他にも、乾燥オクラにするという手もあります。
干してもネバネバ成分は失われませんし、香りや歯応えもよくなります。
オクラをサッと水洗いして半分に切り、野菜用の乾物ネットなどに並べ、風通しの良い場所に干します。
丸々1本でもよいのですが、真夏の日差しと風がないと完全に水分を飛ばすのが難しいため、半分にしたほうが失敗が少ないです。
完全に乾燥させたい場合は2~3日、セミドライにしたい場合は1~4時間天日干しします。
時々ひっくり返してあげるとよいですね。
完全に乾燥したものでも5~10分ぬるま湯に浸けると元に戻ります。
保存期間はジップロックやタッパーなどに入れて常温で3週間程度持ちます。
セミドライの乾燥オクラは、ビニール袋などに入れて冷蔵庫で4日ほど保存できます。
完全に水分を失っても、戻すとあまり風味や粘りなども失われていないため、美味しくいただくことができます。
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