“日本”の読み方が、「にほん」なのか「にっぽん」なのかということは、長年議論されています。

 

日常的には「にほん」と読むことが多い気がしますが、スポーツの応援などでは「にっぽん」と掛け声がかかることが多いですよね。

 

ただし、会社名などの固有名詞になると、それぞれで使い分けられていて、実際にはどちらが正しいのかわかりませんよね。

 

また、英語では「JAPAN(ジャパン)」と呼ばれていますが、これにもどんな由来があるのでしょうか…。

 

そこで・・・日本の正しい読み方や英名ジャパンの語源についてご紹介します!

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日本のにほんとにっぽん・正しいのはどっち?

日本という漢字を、「にほん」と読むか「にっぽん」と読むかは意見が分かれています。

 

長年議論されてきた話題ですが、2009年の麻生内閣で「どちらでもよい」と決定されたため、どちらを使ったとしても「正しい」「間違い」という区別はありません。

 

各種調査によれば、日常的には「にほん」と呼んでいる人の方が圧倒的に多いです。

 

また、国立国語研究所の調査結果によると、「にほん」と呼んでいる人が約98%を占めています。

 

使い方も影響するようで、前後の文脈や熟語になった時に、それにマッチした読み方を使っているケースも多いですね。

 

スポーツの応援では、「にっぽん」ということが多いですが、これについても明確な根拠はなく、印象として「にっぽん」という方が力強いからともいわれています。

 

 

この話題で議論する時には、必ずといっていいほど「日本銀行」の名前が挙げられます。

 

日本銀行は「にほんぎんこう」と呼ばれていますが、お札には【NIPPON GINKO】と印刷されているのです。

 

これについて、日本銀行の見解としては・・・

 

お札に【NIPPON GINKO】と印刷をするようになった当時の大蔵大臣が松方正義氏で、薩摩の出身であったため、より力強い印象の「にっぽん」を好んだためではないかと説明されているようです。

 

ただし、明確な理由については不明とされています。

 

いずれにしても、「どっちも正しい」というのが答えになります。

 

 

日本のにほんとにっぽん・NHKはどちらを使ってる?

NHKは正式名称を「日本放送協会」といい、「にっぽんほうそうきょうかい」と読ませています。

 

そんなNHKにも毎日のように、日本を「にほん」とするか「にっぽん」とするかの問い合わせがあるようです。

 

これについてNHKは、非常に難しい問題であると前置きをしながら・・・

 

「正式な国号として使用する場合は“にっぽん”、その他の場合には“にほん”といってもよい」としています。

 

この根拠として、昭和9年に当時の文部省臨時国語調査会が呼称統一案として「にっぽん」にすることを決議したことを挙げています。

 

 

また、「日本大学(にほんだいがく)」や「日本航空(にほんこうくう)」などの 固有名詞に関しては、各々に準ずる形となっています。

 

ただし、NHKが独自に調査した結果によれば、現在は「にほん」と発音している人が多いという結果もあり、今後も調査を続けながら、対応していくことにしているようです。

 

 

英名・JAPAN(ジャパン)の語源・由来とは?

英語で日本は「ジャパン」と呼ばれますが、これについては、マルコ・ポーロ著の「東方見聞録」の中にある「黄金の国ジパング」が元になっているという考えが有力です。

 

このジパングが転じて、ジャパンになったのではないかといわれています。

 

では、なぜマルコ・ポーロがジパングと表現したのかについては、当時中国語で日本をジーペンと発音しており、それが元となってジパングと読んだのではないかといわれています。

 

マルコ・ポーロ自身は日本を訪れた経験はなく、あくまで中国から伝わった話を元にしていますので、あり得ない話でもなさそうです。

 

 

他にも、中国から日本は“野蛮な国”といわれていたために「ヤーバン」から「ジャパン」へと転訛していったという説などもあります。

 

 

「日本」も「JAPAN」のいずれもはっきり解明されてはいませんが、歴史を辿っていくと面白いことがいろいろと出てきて、調べてみるのも楽しいものですよ。

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