アーモンド 食べ過ぎ

ナッツ類は栄養価が高いことで知られていますね。

 

アーモンドもその1つで、おやつやおつまみとして食べることで、不足している栄養素を補うことができる優秀な食材です。

 

良質な脂質が含まれているため、ダイエット中の方でも多くの方が食べている逸品でもあります。

 

しかし、どんなに体によいものでも、食べ過ぎると悪影響が現れる可能性があります。

 

せっかく健康維持効果を狙って食べているのに、これでは本末転倒ですよね。

 

そこで・・・アーモンドの食べ過ぎによる体への弊害をテーマにご紹介します!

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目次

アーモンドの食べ過ぎは太る?ニキビが増える?

一時は、アーモンドダイエットという言葉も流行りましたが、やはり 食べ過ぎると太ると言わざるを得ません。

 

アーモンドは脂質含有量が100gあたり49gもありますが、ビタミンEの抗酸化作用が非常に強く、悪玉コレステロールを減らす働きや過酸化脂質を抑制する働きがあります。

 

そのため、糖尿病心疾患などの予防にも繋がります。

 

脂質の70%も優秀なオレイン酸で、ポリフェノールを多く含んでいるため、こちらも悪玉コレステロールを抑制する効果が期待できる優秀な食材です。

 

他にも、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルも豊富で、不溶性食物繊維も豊富なことから、整腸作用を促して便秘を解消する効果も高いといえます。

 

とはいえ、どうしても高カロリー食材に含まれるため、食べ過ぎると当然太ることに繋がります。

 

白米が100gあたり160kcalなのに対し、アーモンドは606kcalもありますので、いくら良質な脂質といっても限界があります。

 

 

また、アーモンドを食べ過ぎるとニキビができると思っている方も多いかもしれませんね。

 

これは食材そのものの影響というより、加工する際に油を使ってローストしているため、その油が劣化してニキビができたり、悪化したりするリスクがあります。

 

素焼きのアーモンドであれば、多少食べ過ぎても問題はありません。

 

 

アーモンドの食べ過ぎは胃痛・腹痛・下痢を起こす?

アーモンドには、前述したオレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、悪玉コレステロールだけでなく中性脂肪を減らす働きもあります。

 

しかし、脂質自体は消化吸収の面では優秀とはいえないため、食べ過ぎると胃痛腹痛を起こしたり、下痢をしたりする原因となり得ます。

 

また、不溶性食物繊維も豊富ですが、老廃物や体に不要なものを大腸で絡め取り、体外に排出する作用があります。

 

ただし、普段なら嬉しい作用なのですが、あまりにも量が多いと腹痛や下痢を起こすことにもなりかねません。

 

また、逆に便秘になるということも報告されているため、アーモンドの食べ過ぎも大いに影響してきそうです。

 

適量を食べるとダイエット効果に繋がるため、控えめにしておくと嬉しい効果が期待できますよ。

 

 

アーモンドの食べ過ぎは肝臓に悪影響する?

アーモンドにはビタミンEが多く含まれていますが、水に溶けないため体内に蓄積されます。

 

これにより、食べ過ぎると肝臓の機能が低下するリスクがあります。

 

また、ローストする際に加えられる油分の摂り過ぎが原因で脂肪肝になることもあります。

 

しかし、これはアーモンドで換算すると2キロ以上摂取した場合だといわれていますので、あまり心配し過ぎる必要はないようです。

 

ただし、体に蓄積されて悪影響を及ぼす成分は意外と多いため、控え目にしておくことは大切です。
 
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アレルギー発症の可能性も?

アーモンドを食べ過ぎるとアレルギーを発症することもあります。

 

この原因となるのは、アーモンドに含まれるタンパク質です。

 

免疫細胞がタンパク質を異物だと認識し、排除しようとして過剰に反応してしまうようです。

 

これによってアレルギー症状が出るようになります。

 

特に、生のアーモンドを食べている人は要注意です。

 

ローストしているものならタンパク質の性質が変化するため、アレルギーを発症する確率は低くなります。

 

 

また、花粉症のアレルゲンと似ているため、花粉症のような症状が出る場合もあります。

 

いずれにしても、「食べ過ぎれば」という話ですので、無闇に心配し過ぎる必要はありません。

 

ただし、ナッツ類全般にいえることですが、ついつい手が止まらずやめられないということが多いため、食べる分だけ先に出しておいてから食べた方がよいでしょう。

 

 

いかがでしたか?

 

あまりにも大量に食べ過ぎると大きな問題が発生するリスクもあるため、買い貯めしておいて毎日とめどなく食べるといったことは避けた方がよさそうですね。

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