最近では、夏になると日本でもマンゴーが手軽に手に入るようになりましたね。
やはり高級なイメージはありますが、意外とお手頃価格のものも増えており、徐々にお求めやすくなりつつあるようです。
そんなマンゴーですが、食べ過ぎは体への悪影響が心配されています。
それはどんなに健康によいといわれている食材でも同じことですが、なかには特に症状が激しいものもあるため、気を付けなければいけません。
そこで・・・マンゴーの食べ過ぎによる体への弊害についてご説明します!
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目次
マンゴーの食べ過ぎは太る?腹痛や下痢の元にも?
マンゴーのカロリーは100gあたり約65kcalです。
1個あたりに換算すると、大体125kcalになります。
1~2個くらいなら問題ないと思いますが、それ以上食べ過ぎるとカロリーオーバーで太る可能性は十分あります。
GI値は49なのでそれほど高くはありませんが、果物全般として品種改良されてすごく甘いものも増えてきているため、 糖度も非常に高いものもありますね。
マンゴーは、お値段的にも決して安いフルーツではないため、頻繁に食べられる人は少ないとは思いますが、過剰摂取は太る原因に繋がることは確かです。
また、栄養素として食物繊維が豊富なので、適度に食べれば便秘の解消効果も期待できますが、食べ過ぎると腹痛や下痢の元になってしまいます。
特に、お腹を下しやすい人は適量を心掛けましょう!
マンゴーの食べ過ぎでアレルギーを発症する?
モデルで女優の菜々緒さんが、マンゴーの食べ過ぎでアレルギーになったと報道されていましたね。
果物は特に多いのですが、食べ過ぎが原因でアレルギーを発症することがあります。
主に、唇が腫れたり、舌がピリピリしたり、喉に痒み、痛み、イガイガしたりする症状が現れることは、決して珍しいことではありません。
いわゆる「口腔アレルギー症候群」と呼ばれるものや、果物に含まれるタンパク質分解酵素による一時的な症状の可能性もあります。
とくに、シラカバの花粉症にかかっている人は、口腔アレルギーを持っている人が多いといわれています。
問題視すべきは、蕁麻疹のような皮膚症状が現れたり、 目が充血したり、痒みが出たりするような症状の場合です。
これは「ラテックス・フルーツ症候群」といわれ、天然ゴムの原料となるゴムの木の樹液(ラテックス)に免疫反応を起こす人に現れる症状です。
特に医療用手袋のような天然ゴムを使用したものにアレルギー反応を起こす人は、桃やキウイ、栗、バナナなどでも交叉反応を起こすといわれています。
今までは食べても何の問題もなかったという人が、マンゴーなどを食べ過ぎたことによって急に発症することもあるため、気を付けなければいけません。
最悪の場合は、呼吸困難、意識障害などを含むアナフィラキシーショックを起こして、命の危機にさらされることもあります。
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ドライマンゴーでも同じような弊害が起こる?
ドライフルーツの場合、ビタミンCなど一部の栄養素は減少してしまいます。
しかし、水分が抜けたことで基本的には栄養が凝縮されているため、余計に食べ過ぎには注意が必要です。
同様のアレルギーが現れることもありますので、少しずつ食べることをおすすめします。
また、砂糖漬けになっているものはカロリーが高くなっているため、太りやすくなっています。
1枚で約30kcalあるといわれていますので、1日 3~4枚が適量です。
「開けたら一袋食べてしまった!」というのが一番危険ですので、最初に食べる分だけ出してからいただきましょう。
ドライフルーツ以外でも、マンゴーを使ったスイーツなども食べ過ぎるとアレルギー反応が出ることもあるため、一度にたくさん食べることは控えてくださいね。
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