コンタクトレンズを付けていると、目がゴロゴロして違和感や異物感に悩まされることがありますね。
外すと治ることもありますが、反対に外す時にゴロゴロするというケースもあるようです。
他にも「痛い、痒い」という症状が現れることもあるため、なんとかしたいですよね。
目薬などで対処することで解消できるのでしょうか…。
そこで・・・コンタクトで目がゴロゴロする原因と対策についてご説明します!
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目次
コンタクトで目がゴロゴロするのはドライアイ?
目がゴロゴロする原因で多いとされるのが、何らかの 異物が混入したり、コンタクトレンズ自体がずれるという現象です。
ドライアイを疑う人も多いですが、まずはコンタクトをよく洗ってみましょう。
メガネなどをかけてしっかり確認し、傷が付いている場合は新しいものに交換しましょう。
ただし、使い捨てで新しいものを出した時にも目がゴロゴロすることもあります。
その場合、入っている容器にほこりなどが付着している可能性も否定できません。
また、目にほこりが入ってしまったり、手を洗って拭いたタオルの繊維が付いてしまったりするということもよくあることです。
もちろん、コンタクト自体には問題がないケースもあります。
ドライアイの人はゴロゴロする感覚になることが多いのです。
通常、角膜の上にあるムチン層、水層、油層の3つの層が角膜を守ってくれています。
ドライアイになるとこの3つの働きが損なわれるため、角膜がダメージを受けやすく、目がゴロゴロする感じがするのです。
コンタクトで目がゴロゴロするのは花粉症?
コンタクトをしている人は、花粉症の季節に目がゴロゴロすると訴える人も多いですね。
特に春に猛威を振るうスギやヒノキ、夏から秋に多いイネ科のカモガヤ、キク科のブタクサ、ヨモギなどには注意が必要とされます。
目の粘膜の中にある肥満細胞に花粉が入ると、免疫反応によってヒスタミンなどの刺激物を分泌します。
これが神経や血管に刺激を与えると、目がゴロゴロしたり、強いかゆみなどの不快感を感じるようになります。
ヒスタミンが過剰に分泌されると、特定のタンパク質と結合してアレルギー疾患の原因となるため、コンタクトを使用している人はまず花粉症に罹らないようにする対策も必要です。
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コンタクトを外すと目がゴロゴロする原因とは?
コンタクトレンズを使用している間は自覚症状がなくても、 外した時に目がゴロゴロするというケースもあります。
その場合、角膜に傷が入っていたり、まぶたの裏で炎症が起こっていたりする可能性があります。
外すと異物感やかゆみ、痛みを感じる時は、炎症などを起こしているリスクを考慮し、一度眼科で診察を受けた方がよいかもしれません。
適切な目薬を処方してもらうことで改善することもあります。
また、ドライアイという可能性も否定できません。
いずれにしても自己判断は危険ですので、専門医に診せておくだけでも安心できるはずです。
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目がゴロゴロしている時の対策!目薬は使用できる?
主な対策として目薬を使用する前に、まずはレンズをよく洗うことが大切です。
手を綺麗に洗った後に、コンタクトを取り出して洗ってください。
メガネなどを持っているのであれば、しばらく外して過ごすというのも効果があります。
ドライアイで目がゴロゴロするのは乾燥が原因ですので、当然目薬を差すのが効果的ですが、どんな目薬でもよいという訳ではありません。
防腐剤の入っているものや、充血を抑える作用があるものは避けましょう。
綺麗なコンタクトを使用したり、目薬を使用したりしても改善できない場合は、眼科で治療をすることも可能です。
また、自分でできる対策としては、瞬きを意識的に増やしたり目を温めたりするのも改善が期待できます。
ホットアイマスクなどもありますが、どちらかというとリラックス効果や疲労回復効果を狙ったものですので、電子レンジなどで蒸しタオルを作り、少し高い温度で温めた方がよいでしょう。
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