黄砂 洗濯物

春になると、偏西風に乗って黄砂が飛来する量も増えてきます。

 

花粉よりはるかに小さい粒子なので、体内に入ってしまうとアレルギー症状を引き起こすこともあるため、赤ちゃんのいる家庭では特に注意が必要となってきます。

 

単なる砂と考えがちですが、私たちが知らないような化学物質・有害物質が多く含まれているため、洗濯物への影響なども決して侮ることはできません。

 

特に西日本地域では多く飛散しており、場合によっては洗濯物の外干しを控えるなど、何らかの対策が必要となるでしょう。

 

そこで・・・黄砂による洗濯物への影響や、有害物質から身を守るための対策をご紹介します!

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目次

黄砂による洗濯物への影響・含まれる有害物質は?

黄砂は、偏西風が吹く春の時期に、中国の タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土砂漠などで舞い上げられた砂が、日本にまで飛来して大きな影響を与えます。

 

予報を見なくても目視できるくらい降っていると、洗濯物への影響もかなり大きいと考えてよいでしょう。

 

取り込みが遅くなると洗い直しが必要になったり、朝の予報を見て部屋干しに切り替えたりといった対策も必要になってきます。

 

黄砂そのものは昔から観測されていました。

 

ただし、近年の中国の経済発展、工業発展に伴い「大気汚染」が進み、日本に飛来してくる黄砂にも様々な有害物質が付着して飛んでくるのです。

 

その有害物質としては「硫黄酸化物」「窒素酸化物」「二酸化窒素」「二酸化硫黄」などの化学物質が多く観測されています。

 

また、黄砂が飛来してくるまでのルートや、その時の大気の状況にもよりますが、ダニやカビ、細菌などが付着していることもあります。

 

ダイオキシン類、セシウム137(放射性物質)などの発がん性物質なども認められています。

 

これらの物質は、かつての日本で公害病を引き起こした要因と同じものです。

 

体内に取り込んでしまうと、喘息やアトピー性皮膚炎などの原因になってしまうため、特にピークを迎える時期は洗濯物への影響を考慮し、十分な対策を行うことが大切です。

 

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黄砂による洗濯物への影響・赤ちゃんがいる家庭は特に注意!

黄砂は、粒子が非常に細かいため、体内に入り込みやすいという懸念があります。

 

その粒子のサイズとしては、タバコの煙よりやや大きく、人間の赤血球よりやや小さいと考えておくとよいです。

 

洗濯物に付着した場合の影響を考慮すると、それを着用して肌に触れてしまうだけで、肌荒れアトピー性皮膚炎などが悪化することもあるのです。

 

赤ちゃんがいる家庭では特に注意が必要です。

 

肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんにとって、黄砂の刺激は非常に辛いものになります。

 

また、黄砂に付着した化学物質や、ダニ、カビ、細菌などが原因となりアレルギーを発症するリスクも高いため、ピーク時には赤ちゃんの衣服は部屋干しにした方がよいでしょう。
 

 

黄砂の時期の洗濯物の対策・ピーク時は部屋干しすることも!

黄砂が飛来してくるピークの時期は3~5月頃です。

 

花粉症のピークが過ぎた頃から黄砂の被害が始まります。

 

黄砂の飛来予報も発表されるため、あらかじめ部屋干しにしておくなどの対策が必要になることもあります。

 

特に、空気が乾燥している時には飛散する量も多くなります。

 

雨上がりの晴れの日などは飛来が少なくなるため、洗濯物が多くなる時や、布団などの大きなものを洗って干したい時は狙い目にするとよいですね。

 

黄砂の時期に洗濯物を外干しにした場合は、目に見えていないだけと考えるように習慣付け、よくはいたいてから取り込むようにしましょう。

 

朝からすでに目視できる場合、部屋干しに切り替えるといった対策が有効です。
 
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黄砂の時期の洗濯物の対策・予報を見逃した日は洗い直しも視野に!

黄砂の飛来予報を見逃してしまい、多く飛来した日に外干しをしてしまったという時は、 洗い直しも検討した方がよいでしょう。

 

黄砂はその字の通り、黄色い砂です。

 

たくさん飛来した時には、車のフロントガラスやベランダの手すりなどが黄色くなるので、どれだけ多く降ったのか目視でもわかります。

 

洗い直しをする場合は、すすぎを複数回行うことで粒子の細かい黄砂もしっかりと洗い流しましょう。

 

また、主婦の方や同居する祖父母などで時間や費用に余裕のある方は、コインランドリーで乾燥まで終わらせるという方法もあります。

 

ピーク時だけでも実践することで、有害物質から身を守ることができます。

 

 

黄砂に付着した化学物質やダニ、カビ、細菌類は体に与える影響も大きいです。

 

洗濯物だけでなく、外出時のマスク着用などでしっかりと対策しておきましょう。

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