湯葉 作り方 食べ方

温泉宿の食事や、懐石料理のお通しなどでよく出される湯葉

 

実は自宅でも簡単に作ることができます。

 

作りたての湯葉は、つるんとしたのど越し大豆の旨みがギュッと詰まっていてとても美味しいです。

 

材料はとてもシンプルでリーズナブルな上、作り方もフライパンやホットプレート、電子レンジでもできるくらい簡単です。

 

そこで・・・自宅でもできる簡単な湯葉の作り方と美味しい食べ方をご紹介します!

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目次

湯葉の作り方・成分無調整の豆乳でしか作れない?

湯葉は古来から精進料理として親しまれており、その歴史はかなり古くから続いています。

 

発祥は約1200年前、天台宗の僧侶によって比叡山延暦寺に伝えられたのが始まりとされています。

 

簡単にいってしまえば、湯葉は豆乳を加熱するとできる表面の膜のことで、大豆のタンパク質が固まったものです。

 

一般的には生湯葉のことを指しますが、これには「くみ上げ湯葉」「引き上げ湯葉」の2種類があります。

 

くみ上げ湯葉というのは、豆乳を加熱しながら箸でつまむようにして集めたもので、食感が滑らかでトロトロしているのが特徴です。

 

一方、引き上げ湯葉というのは、豆乳を加熱して表面にできた膜を串などで引き上げたもので、シート状になっているためしっかりとした食感が楽しめるのが特徴です。

 

大豆製品の豆乳から作られるということもあり、植物性の良質なタンパク質を摂取することができ、体にもよい食べ物といえます。

 

自宅での作り方としては、鍋に豆乳を適量入れてゆっくりと加熱し、表面が固まってきたら箸や串などですくい上げましょう。

 

尚、この時に利用するのは「成分無調整豆乳」のみです。

 

調整豆乳の場合は、主に飲用するためにミネラル等が添加されているため、湯葉や豆腐を作ることはできません。

 

購入する際、成分無調整と表示されているものを選んでくださいね。
 

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湯葉の作り方・フライパンやホットプレートで!

自宅で湯葉を楽しみたい時は、フライパンホットプレートを利用した作り方が簡単でおすすめです。

 

どちらも適量の豆乳を入れ、加熱していくだけです。

 

徐々に表面に膜ができてくるので、それをすくって集めます。

 

フライパンやホットプレートを使って作ると、焦げ付きにくいので失敗が少ないです。
 
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電子レンジでも簡単に湯葉が作れる!

もっと手軽に少量だけ湯葉を作りたい時は、電子レンジを利用した作り方も簡単で便利です。

 

耐熱性の容器やマグカップなどに豆乳を入れ、電子レンジで5分程度加熱するだけです。

 

すると、表面に膜が浮いてくるので、それをすくって食べましょう。

 

加熱時間は、豆乳の量や容器の大きさによって変わってきます。

 

噴きこぼれる恐れがあるため、様子を見ながら加熱して作ることが大切です。

 

 

湯葉の美味しい食べ方は?

作った湯葉は、そのままわさび醤油を付けて「湯葉刺し」として食べるのが定番です。

 

ブロッコリーほうれん草などの青野菜に、おかかと一緒に湯葉を和えるのも美味しい食べ方です。

 

うどんやお吸い物のトッピングにもピッタリですし、温かいご飯の上に湯葉を載せ、麺つゆをかけたら湯葉丼が完成します。

 

 

また、豆乳が余ってしまうことが多いですが、ここに野菜やお肉を入れて豆乳鍋にして楽しむことができます。

 

 

湯葉はのど越しがよくて食べやすいだけでなく、栄養吸収の面からもとても優れています。

 

材料もシンプルで簡単に作れますので、ぜひ自宅で味わってみてください。

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