ふきのとう 下ごしらえ アク抜き

春になると美味しい山菜を食べる機会も増えますよね。

 

ふきのとうもその1つで、春の訪れを感させるような代表的な山菜です。

 

ただし、名前は有名ですが、家で調理したことがないという人も少なくないようです。

 

アク抜きをはじめとする下ごしらえの方法や、美味しい食べ方がわからないと、スーパーなどでも素通りしてしまいますよね。

 

しかし、実際にはそれほど難しくありませんので、山菜採りで収穫した際などにはぜひ挑戦してみてください。

 

そこで・・・ふきのとうの下ごしらえとしてアク抜きの方法や、美味しい食べ方についてもご説明します。

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目次

ふきのとうの下ごしらえ・アク抜きの方法は?

ふきのとうは、山菜の中でもアクが強い方の部類に入ります。

 

したがって、下ごしらえとして、まずしっかりアク抜きをする必要があります。

 

その際、必要なのは重曹だけです。

 

 

お湯を沸かし、重曹を少々入れますが、1リットルのお湯に対し小さじ1杯が目安です。

 

そこに、ふきのとうを入れて10分ほど湯がきます。

 

変色しているところがあったら、取り除いてから入れてくださいね。

 

10分経ったら、お湯から上げて冷水にさらします。

 

こうすることで緑色がより鮮やかになります。

 

 

他にも、水に浸けておき、30分に1回程度水を交換するという方法もあります。

 

また、食塩を入れたお湯にふきのとうを入れ、落し蓋をして3~4分茹で、その後しばらく冷水に浸けておくというアク抜き方法もあります。

 

重曹は、 他の山菜の下ごしらえの際にも使えますので、常備しておくとよいですね。
 
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ふきのとうの下ごしらえ・アク抜きをしたものの食べ方は?

下ごしらえをしたものは、そのまま出汁醤油などをかけてお浸しにしたり、酢味噌和えにしたりする食べ方がおすすめです。

 

また、味噌汁に入れても美味しくいただけますよ。

 

ふきのとうを味噌汁に入れる場合は、できあがった味噌汁の上にトッピングのようにのせて食べるのがおすすめです。

 

 

和食のイメージが強いですが、アク抜きをしておけば洋食にアレンジすることも可能です。

 

そのまま料理の付け合わせにしたり、パスタの具材にしたり、バターやオリーブオイルでソテーしたりする食べ方もできますので、意外とアレンジが効きますね。

 

 

ふきのとうの下ごしらえ・天ぷらの場合はアク抜き不要?

天ぷらにする場合はアク抜きは不要で、若干の苦みも味になります。

 

水洗いをしたふきのとうにお好みの衣をまぶし、サッと揚げるだけで美味しい天ぷらが完成します。

 

独特の苦みがありますが、これがまたクセになる味です。

 

天つゆでいただいてもよいですし、抹茶塩でいただくのもおすすめです。

 

下ごしらえもほとんど必要ないため、最も人気のある食べ方ですね。
 
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ふきのとうの美味しい食べ方は?

たくさんある場合は、 ふきのとう味噌を作るのもおすすめです。

 

こちらは日持ちしますし、ご飯のお供にも最適です。

 

また、アク抜きをしっかりしたものはお浸しが主流ですが、白和え、佃煮、チヂミ、つくね、パスタ、オリーブオイル和え、お酢を使ったピクルスなどといった食べ方もあります。

 

コンソメを使ったスープや、 他の野菜やお肉と一緒に炒め物にする方法もあります。

その他、白身魚のフリッターにかける「ふきのとうのペーストソース」、シラスや桜エビと一緒に揚げる「かき揚げ」、オムレツの具材などにしても美味しくいただけますよ。

 

下ごしらえもそれほど難しくありませんので、いろんなメニューに活用するのもよいですね。

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