ストレス軽減や集中力のアップに効果があるといわれている瞑想。
ある企業では、朝礼の日課として取り入れているということでも話題になっています。
脳は現代科学でも未知な部分が多いといわれていますが、瞑想が脳に与える影響は少しずつ解明されてきているようです。
ただし、毎日忙しい人も多いので、僅かな時間で効果が得られたら嬉しいですね。
そこで・・・瞑想による効果や必要な時間、結果が出るまでの期間などについてご紹介します。
Sponsored Link
目次
そもそも瞑想とは?何を考えている?
そもそも瞑想とは、どんなものかわからないという人も多いでしょう。
簡単に説明すると、脳の活動をいったん停止させることにより、リセットさせることをいいます。
やり方は様々ありますが、姿勢を正して呼吸に集中し、雑念を取り払うスタイルが一般的ですね。
「何を考えているのか?」と思う人もいますが、実際は思考を停止していますので、もちろん何も考えないようにします。
そして、自分の体(呼吸)と向き合うことが大切です。
瞑想は、ヨガやピラティスのクラスなどで、最後に心身を休めるために取り入れられたりしていますね。
もちろん、日常生活の中でも簡単に取り入れることができます。
少し光を落とした静かな空間で、ただ何も考えずに自分の呼吸に集中するのです。
Sponsored Link
瞑想が脳や自律神経に与える効果とは?
瞑想が私たちに与える効果は、様々あるとされています。
なかでも一番は、現代社会に多いストレスを軽減させることでしょう。
脳は日々、情報収集や取捨選択などの活動を絶え間なく行っています。
これが断続的に続くことで、心理的ストレスがどんどん溜まりやすくなっています。
瞑想を行うことで脳の働きを停止すると、このストレスが溜った状態もリセットする効果があるのです。
頭の中の混乱なども、瞑想することで整理されるので、集中力もアップします。
また、リラックス効果も高く、自律神経の副交感神経が優位に働くので、身体的な疲労の回復にも繋がります。
脳の混乱や自律神経の乱れを改善する働きがあるため、精神的に不安定な時には特におすすめです。
さらに、頭で考えるのではなく、体と向き合うことができるので、ストレスなどによる過食を防ぎ、少量の食事で満足できるようになるという効果もあります。
つまり、ダイエットに繋がるという人も多いです。
瞑想の効果と引き寄せの法則との関係は?
引き寄せの法則というのは、一言でいうと自分自身の中にある考えや理想などを現実にすることができる力のことです。
実際に思い描いたことが現実化できたら凄いことですが、なかなかそうも行きませんよね…。
ただ、一説よると、瞑想と引き寄せの法則には何らかの関係があるとされています。
頭や心の中がクリアな状態になると、理想通りに事が運ぶとさえいわれているのです。
もちろん、科学的根拠はなく、いわゆるスピリチュアル的な要素が大きいかもしれません。
自分の中に雑念が多くあると、どうしても運などを取り込む力も弱くなってしまいます。
自分の心や体を綺麗な状態に整えておくことで、チャンスが来た時に掴みやすくなるといわれています。
ただし、引き寄せたいという願望が強過ぎてしまうと、それが雑念となって上手くいかないこともあるようです。
寝る前などに瞑想をしてリラックスし、「こんなことが起きないかなぁ~」と考えてみるとよいかもしれませんね。
瞑想を続ける時間や時間帯、効果が出るまでの期間は?
瞑想は、自分の生活の中で取り入れられるタイミングを見つけ、ちょっとずつでも行うとよいです。
時間帯は、朝仕事を始める前、昼食後の休憩中、入浴中、夜寝る前などいつでも構いません。
1回の時間も5~20分くらいで、自分ができる時間だけで十分です。
慣れてくると、歩きながらや通勤電車の中でも、瞑想を行うことができるようになります。
初めて行う人でも、脳の状態を改善する効果が見られます。
まずは2週間という期間を目標に、毎日続けてみましょう。
冷えや頭痛などがある人は、改善の効果を感じられるようになることも多いです。
また、心に余裕ができることも大きな効果といえるでしょう。
瞑想を継続した人は、そうでない人と比べると将来脳が委縮してしまうリスクが少なくなります。
そして、痴呆などの症状が起こりにくくなるという検証結果もあります。
あまり過度な期待は禁物ですが、気楽な気持ちで続けていくことも大切なポイントですね。
Sponsored Link