フランス料理などのレシピに出てくる「ワインビネガー」。
名前はよく耳にしますが、どんなものか知らないという人も多いかもしれませんね。
また、レシピなどで出てきても、家庭には常備していないし、買っても使い切れないという人も多いのではないでしょうか…。
そもそもワインを使っている時点で、アルコール分が気になりますよね…。
車などの運転や子どもが食べる分には影響がないのか、心配ですね。
そこで・・・ワインビネガーとはどんなもので、作り方やアルコール分などもご紹介します!
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目次
ワインビネガーとは?赤と白がある?
ワインビネガーとは、ブドウの果汁から作られるお酢のことです。
ブドウの果汁をアルコール発酵させた後、酢酸菌で発酵させるとお酢に変わるのです。
また、赤ワインから作るもの、白ワインから作るものの他に、シャンパンやシェリー酒で作るものもありますよ。
使用されるブドウやワインの違いにより、赤と白の2種類がります。
同じくブドウを原料をしたお酢にバルサミコ酢がありますが、バルサミコ酢はワインビネガーとは製法が異なります。
バルサミコ酢はブドウの果汁を煮詰めて濃縮させたものを、木の樽に入れて熟成させます。
色が黒く味や香りも濃厚で独特です。
ワインビネガーの方が、普通のお酢に近い使い方ができます。
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ワインビネガーの作り方・余ったワインを利用して!
ワインビネガーは、余ったワインを使って作ることもできます。
作り方は簡単で、まずワイン200mlと熱加工されていないお酢50mlを容器に入れます。
密封せずに布などで蓋をして、2~3ヶ月冷暗所に置いておくだけでOKです。
好みの酸味になったら完成です。
使用するお酢は米酢よりもリンゴ酢がおすすめです。
2回目以降は前に作ったワインビネガーを使用すれば、どんどん継ぎ足しで作ることができます。
もちろん市販のワインビネガーを使ってもOKです。
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ワインビネガーのアルコール分は?運転や子どもでもOK?
ワインという名を含むため、運転する時に食べても大丈夫なのかと心配される人もいます。
また、子どもでも大丈夫なのかと気になる人も多いかもしれませんね。
ワインビネガーは確かにワインを原料としています。
しかし、製造過程において発酵させているため、アルコール分は残っていません。
ですから、運転する時でも子どもでも、問題なく食べることができますよ。
ただし、ワインの風味が苦手という人は、お口に合わないかもしれません。
ワインビネガーの使い方でおすすめの料理は?
ワインビネガーはフルーティな香りで、味わいもサッパリしていてクセもほとんどありません。
普段使用しているお酢がない時にも、代用することも可能です。
使い方でおすすめの料理といえば、サラダのドレッシング、カルパッチョ、マリネ、ピクルスなどです。
赤の方が白よりもコクが強く、肉料理に合います。
料理にほんの少し足すだけで風味がよくなります。
赤ワインビネガーと白ワインビネガーの違いは、赤ワインと白ワインの違いと同じようなものなので、お好みで使い分けてみてください。
白の方がよりクセが少ないので、使い勝手がよいかもしれませんね。
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