味噌汁や鍋物の具材、炒め物の嵩増し、サラダなどにも使い勝手のいい えのき茸。
実は、えのきをはじめとするきのこ類には賞味期限というものがなく、保存方法を工夫すると半年は持たせることも可能です。
また、少しアレンジを加えておくだけで、時間が経つに連れ栄養価がアップするというメリットもあります。
上手に利用すると、さらに美味しく健康にもよい食材になるというわけです。
では、えのきの保存について詳しく説明していきます。
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目次
えのきの保存・袋ごと?それとも事前に洗う?
スーパーでえのきを購入する時、 袋詰めにされていることが多いですよね。
そのまま冷蔵庫の野菜室などに入れてしまうことが多いと思いますが、より長持ちさせるには一度袋から出して保存する方がよいです。
袋から出したものを 新聞紙でくるんでから野菜室に入れましょう。
常温での保存は、冬の特に寒い時期を除いてはできません。
新聞紙にくるむ時は、石づきの部分は落とさずにそのままで構いませんよ。
また、この段階では、水洗いなどをする必要もありません。
えのきの保存・冷蔵庫で長持ちさせる方法は?
えのきは、低温栽培されているため 高温には弱いです。
自宅で保存する時には、必ず冷蔵庫に入れておく必要があります。
野菜室でもよいのですが、夏の暑い時期などはより温度の低い冷蔵庫に入れた方がベターです。
パックから出して新聞紙にくるんだ状態だと1週間くらい保存できます。
えのきの保存・冷凍の方法と期間は?
他の方法としておすすめなのが、 冷凍保存です。
冷凍することで1ヶ月ほど保存が効くようになる他、旨みが凝縮するというメリットもあります。
ラップでくるんだり、ジッパー袋に入れたりしてそのまま冷凍することができます。
えのきは解凍せずに凍ったまま利用できるので、石づきは落としておきましょう。
他のきのこと混ぜてミックスきのこにしておくと、味噌汁やスープなどに使いやすくなります。
また、「えのき氷」にしておく保存方法もあります。
えのきを水と合わせてミキサーにかけるとペースト状になるので、それを鍋で煮詰めてから冷凍したものです。
味噌汁やスープの出汁として利用したり、野菜炒めの隠し味にもなったりします。
期間としても 2ヶ月は持ちますので、有効活用することが可能です。
えのきの保存・干して乾燥えのきに!
乾燥えのきにしておくと、半年も保存することができます。
作り方はとても簡単で、天気のよい日に石づきを落としたえのきを天日干しにするだけです。
天候にもよりますが、2時間~半日くらいで乾燥えのきが完成します。
利用する際は、水戻しなどはせずにそのまま味噌汁に入れたりしても美味しく頂けます。
乾燥えのきをミキサーにかけてパウダー状にしておくと出汁代わりにも利用できます。
干すと水分が抜けて旨みと栄養価が凝縮するため、余りそうなものがあればぜひお試しください。
えのきの保存についてご紹介しました。
1年中安定した価格で安く購入できる食材ですが、冷凍や乾燥などで保存しておくことで少量を使いたい時にもとても便利ですよ。
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