夏から秋に旬を迎えるフルーツといえば、ぶどうですね!
最近は品種も増えていて、種がなく皮ごと食べられるものも多くなってきたので、小さなお子さんでも食べやすいですね。
なかでも、最近人気が高まっている品種の1つに「シャインマスカット」があります。
見た目も綺麗な黄緑色で、甘味も強いので高級ぶどうの1つといえます。
そこで・・・シャインマスカットの特徴と栄養成分、効果・効能についてご説明します!
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目次
シャインマスカットの特徴
シャインマスカットは、「安芸津21号」と「白南」をかけ合わせた品種です。
2006年に品種登録された比較的新しいぶどうになります。
果皮が鮮やかな黄緑色であることが特徴で、果粒は15g程と大粒であり、一房は400~500gくらいあります。
粒の大きさや房のサイズ感は、色は違いますが巨峰とよく似ています。
果皮ごと食べられる品種にしては実に弾力があり、歯応えは比較的しっかりしているにもかかわらず、とてもジューシーなのが魅力的です。
酸味は控えめで、糖度が高く18~20度くらいあります。
「ジベレリン処理」といって、種が大きくならないように育てているため、種がなく食べやすいことも大きな特徴といえます。
また、芳香な香りがとても上品で、高級品として知られるヨーロッパブドウと同じくらいの香りがあるといわれています。
旬は8月中旬~10月頃となりますが、ハウスものは7月下旬から流通しています。
主な産地は、長野県、山梨県、岡山県です。
シャインマスカットの栄養成分と糖度、カロリーは?
シャインマスカットの主な栄養成分は 糖分がメインですが、ビタミンB1、B6といったビタミン類や、マンガン、銅、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
気になるカロリーは、可食部分100gあたり約60kcalで、一房にすると180~200kcalほどです。
糖分が多く含まれていますが、水分も多いので甘さの割にカロリーは控えめですね。
とはいえ、美味しくてついつい手が止まらなくなるので、糖尿病などの方は食べ過ぎに注意してください。
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シャインマスカットの効果・効能は?
じつは、シャインマスカットのほとんどが 糖分ですが、非常に消化吸収に優れているため、すぐにエネルギーに変換されやすいのも特徴です。
そのため、疲労回復などにも適しており、水分補給にもなるためスポーツの後に食べるのも効果的です。
また、糖分は脳働活動を助ける働きがあるので、記憶力の向上にも効能を示すといわれています。
他にも、シャインマスカットに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が強いため、体の内側と外側のアンチエイジングなどに効果があります。
特に、動脈硬化からくる生活習慣病に効能を持ち、女性に嬉しい美肌効果が期待できます。
血行を促進してくれる作用や肌の酸化を防ぐ働きもあり、ストレスによって増える 活性酸素に負けない体作りには持って来いの食材です。
シャインマスカットのポリフェノールは皮の部分に多く含まれるため、皮ごと食べられるというのは何より健康維持や美容に優れていることになります。
ただし、1房が2000~2500円前後と高級品ですので、主な産地以外の人は、なかなか頻繁には食べられないかもしれませんね。
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