生後5~6ヶ月頃になると、赤ちゃんの離乳食がスタートします。
かぼちゃは離乳食の初期から利用できて、ほんのりとした甘みと滑らかな口当たりで、赤ちゃんでも食べやすい食材です。
ただし、最初の内は食べる量も少ないので、ある程度使えるようにしておくまでの下ごしらえが必要です。
食べる量が少ないうちは冷凍保存も活用しながら、上手に離乳食作りに取り入れていきましょう。
では、離乳食初期の冷凍かぼちゃの下ごしらえやおすすめのレシピをご紹介します!
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目次
離乳食初期の冷凍かぼちゃの下ごしらえ!
離乳食初期は、母乳やミルク以外の物を口にし、 飲み込むことができるようになるのが目標になります。
かぼちゃ自体はかなり硬い野菜ですが、加熱すると軟らかく口当たりも滑らかになるため、特に離乳食初期には使いやすい食材です。
冷凍前の下ごしらえの方法としては・・・
2.種とワタをスプーンなどで綺麗に取り除く
3.皮をむいて適当な大きさに切り分ける
4.鍋にかぼちゃを入れ、かぶるくらいの水を入れて茹で上げる
5.完全に火が通ったら裏ごしし、適宜水分を加えながらすり鉢などで滑らかにする
というのが基本です。
茹でる以外にも電子レンジで加熱したり、また、ハンドブレンダーがあれば活用すると楽に下ごしらえすることができますよ。
離乳食を開始したばかりの頃は、水分を多めに加えるようにし、慣れてきたら水分を減らしてポタージュくらいの硬さ、マヨネーズくらいの硬さまで慣らしていきます。
冷凍保存する際は、製氷機などに小分けして冷凍しておきましょう。
この時、小さじ1や大さじ1など、食べる量に合わせて計量しておくと使いやすくなります。
他にも、1回に使用する量のみをラップにくるんだりして冷凍しておくと使い勝手もよくなります。
離乳食初期の冷凍かぼちゃのレシピ・スイートパンプキン!
では、実際に冷凍かぼちゃを使ったレシピを紹介していきますね。
スイートパンプキンは、りんごの自然な甘みも加わるため、赤ちゃんでも食べやすいメニューです。
【材料】
・冷凍かぼちゃ・・・大さじ1(15g)
・すりおろしりんご・・・小さじ1(5g)
【作り方】
冷凍かぼちゃとすりおろしたりんごを耐熱容器に入れ、レンジで1分程度加熱します。
水分が少ないと感じた時は、白湯を加えて伸ばしましょう。
たったこれだけで完成しますので、非常に楽ですね。
りんごはペクチンが豊富ですので、離乳食期に多い下痢などのトラブルにも効果的です。
かぼちゃの代わりにさつまいもを使っても美味しく作ることができますよ。
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離乳食初期の冷凍かぼちゃのレシピ・パンプキンコーンポタージュ!
離乳食を開始したばかりの時は、野菜のポタージュは赤ちゃんにとって食べやすいメニューです。
では、かぼちゃを使ったパンプキンコーンポタージュのレシピを紹介します。
【材料】
・冷凍かぼちゃ・・・大さじ1
・裏ごししたコーン・・・小さじ1
・調乳した粉ミルク・・・小さじ1~2
【作り方】
材料をすべて合わせて耐熱容器に入れ、レンジで30秒~1分加熱するだけで完成です。
ミルクの量は、離乳食の進み具合によって多少調整してください。
始めたばかりの時はミルクを多めにし、段階が進んだらミルクの量を減らしてボッテリとさせていきます。
コーンの代わりに人参を使っても、色味がきわだった綺麗なポタージュになります。
タンパク質を取り入れられる時期になったら、調乳したミルクではなく豆乳などを使ってもいきましょう。
冷凍かぼちゃは下ごしらえさえ済ませておけば、簡単に調理できる点が嬉しいですね。
硬いかぼちゃの切り方!ヘタの部分はどうする?
離乳食初期の冷凍かぼちゃのレシピ・パンプキンペースト!
基本のパンプキンペーストは、豆腐や鯛と合わせたり、トマトやほうれん草などの食べにくい野菜と合わせるなど、使い道がたくさんあります。
【材料】
・冷凍かぼちゃ・・・大さじ1
・白湯またはだし汁・・・大さじ1
【作り方】
かぼちゃを電子レンジで30秒~1分加熱し、そこに白湯またはだし汁を加えてペースト状に伸ばします。
だし汁は、かつおだしや昆布だしを利用しましょう。
お粥やうどんに合わせるなど、他の使い方ができるのでとても便利ですよ。
かぼちゃはβ-カロテンやビタミンEも豊富に含まれるため、赤ちゃんの成長にも欠かせません。
色合いも綺麗ですし、品のよい甘味もありますので、赤ちゃんも喜んで食べてくれること間違いなしです。
冷凍かぼちゃは離乳食には欠かせない存在といっても過言ではありませんし、保存しておくだけでいつでも利用できますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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