
常夏リゾートをイメージする時に、頭に思い浮かぶ花といえばハイビスカスですね。
日本でも、沖縄にはたくさんの花が自生しており、青空や海の景色に彩を添えてくれます。
ハイビスカスという名前の由来や花言葉には、この花に相応しいピッタリのエピソードがあるようです。
実は、短命の花なのですが、できれば辺り一面に咲き誇る姿を見てみたいものですね。
そこで・・・ハイビスカスの名前の由来や花言葉についてご説明します!
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目次
ハイビスカスの名前の由来は?
ハイビスカスという花の名前は、エジプトの女神 「hibis(ヒビス)」に由来しています。
これに「似る」という意味のギリシャ語「isko」が合わさり、現在では「hibiscus」と表記されるようになりました。
つまり 「女神の様な美しさを持つ花」という意味になります。
日本では、昔から沖縄に自生していましたが、当時は「赤花」と呼ばれたり、「扶桑花・仏桑華(ブッソウゲ)」などと呼ばれていました。
その後、ハイビスカスがアメリカのハワイ州の州花になって以降、日本でも同名で呼ぶようになりました。
ちなみに、沖縄の県花だと思われることがあるようですが、沖縄の県花は 「デイゴ」とされています。
ハイビスカスの花言葉!色別や英語では?
ハイビスカス全般の花言葉は・・・
「新しい恋」「繊細な美」「微妙な美しさ」
といったものです。
ハイビスカスの花は開花したその日には枯れてしまうため、1日しか楽しめない花です。
ですが、日当たりのいいところで育てると、次から次へと新しい花を咲かせてくれます。
こういった花の特徴が「新しい恋」という花言葉の由来になっています。
「繊細な美」「微妙な美しさ」というのは、女神のような花という花名のイメージによるものです。
ちなみに、もともと「微妙」という言葉は「どちらともいえないような」という意味ではなく、今でいうところの「絶妙」という意味でした。
つまり、ハイビスカスの「この上なく素晴らしい美しさ」を表していたことになります。
その他、 ヒンズー教では儀式の際にハイビスカスを用いることがよくあります。
ここから「私はあなたを信じます」という意味を持たせているようです。
また、ハイビスカスは下記のような色別の花言葉を持っています。
白:「艶美」
ピンク:「華やか」
いずれも全般のものに含まれる意味のものですね。
英語バージョンは・・・
とされています。
こちらも、日本の花言葉の1つに含まれます。
ハイビスカスのプロフィール
アオイ科フヨウ属の花の総称を表しています。
原産は熱帯アジアで、日本では主に沖縄に自生しています。
草丈は50cm~2mほどにもなります。
開花時期は6~9月頃で、赤、白、ピンク、オレンジ、黄色といった鮮やかな花を付けるのが特徴です。
ハワイでは、ハイビスカスをレイにしたり、ホテルのベッドや室内の装飾に利用したりと、歓迎に利用されています。
沖縄では、米軍墓地に植える花としても利用されているそうです。
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