鍋料理の残りにご飯を入れて作る「おじや」、とても美味しいですよね。

 

いや、鍋のシメとして作るのは「雑炊」でしょうか?

 

見た目も食べ方も似ていますが、この2つの違いをご存知ですか?

 

さらに、お米を使ったものに「お粥」やイタリア料理の「リゾット」などもあります。

 

この2つはなんとなく違いはわかりますが、説明するとなると難しいですよね。

 

そこで・・・お粥・おじや・雑炊・リゾットの違いについてご説明します。

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お粥とは?

まずは一番シンプルなお粥から行きましょう。

 

お粥というのはご飯と同じ要領で、大量の水を使ってお米の状態から炊いたものです。

 

水からじっくりと加熱することができるため、消化がよくなるメリットがあります。

 

風邪や胃腸炎の時などの病人食、赤ちゃんの離乳食などにも利用されます。

 

基本的には水とお米のみで作ります。

 

味なしの場合もありますが、味付けとして少量の塩を入れたり、卵を入れたりすることもありますね。

 

また、さつまいもや山芋を入れて炊いた芋粥や、ほうじ茶や緑茶などで炊いた茶粥などもあります。

 

実は、お粥はお米だけを使用するものではなく、代わりに豆類、そば、芋類、粟といった別の穀物を使用することもあります。

 

お米を使ったものでも、お米の量を1とした場合の水の量で、例えば、5倍粥、7倍粥、10倍粥と作り分けることもでき、赤ちゃんの月齢などによって割合を変えることもできます。

 

「お米:水」=「1:5」という割合であれば、5倍粥ということになりますね。

 

 

おじやとは?

おじやとは、出し汁にご飯 具材を入れて煮込んだものです。

 

鍋の残り汁やみそ汁を使って作ることもあります。

 

お粥との違いは、お米からではなく「炊いたご飯」から作るという点です。

 

煮込んでいる時に、お鍋から「じやじや」と聞こえることから、「じや」に「お」を付けて「おじや」と呼ばれるようになりました。

 

元々は 室町時代に宮中に使える女房たちが使っていた女房言葉で、雑炊と同じものを指していました。
 

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雑炊とは?

同じく、出し汁にご飯と具材を入れて煮込んだものです。

 

雑炊とおじやは元々、同じものを指していました。

 

現在では、ご飯を一度洗ってぬめりを取って作ったものを「雑炊」、洗わずにそのまま煮込んだぬめりのあるものを「おじや」という違いが生じてします。

 

また、味噌や醤油で味付けしたものが「おじや」、塩や煮汁で味付けしたものが「雑炊」といわれることもあります。

 

ただし、このような違いは地域や家庭によって様々ですので、明確な基準はありません。

 

鍋料理のシメとして食べるものは、どちらの呼び方でも正解ということになります。

 

 

リゾットとは?

リゾットはお米から作ります。

 

オリーブオイルやバターで米を炒め、具材と一緒に炊いたイタリア料理です。

 

お米はあまり洗わずに炒め、水分は一気に入れるのではなく、ひたひたになるまで入れて蒸発したら追加していきます。

 

お米に芯が少し残るアルデンテの状態まで煮込みます。

 

お粥、おじや、雑炊のいずれの作り方とも違いがあり、どちらかというとピラフパエリアなどの作り方に似ています。

 

料理サイトなどで洋風のスープにご飯を入れて煮込んだものをリゾットと呼んでいることがありますが、ご飯から作るものは正確にはリゾットではありません。

 

洋風のおじや、もしくは雑炊ということになり、「リゾット風」というのが正解かもしれませんね。

 

 

いかがでしたか?

 

どれも似たようなイメージもありましたが、明確な違いがあるものもありますね。

 

雑炊とおじやは呼び方の問題ともいえますが、お粥やリゾットはお米から作るというはっきりした違いがありますので、間違えないようにしてくださいね。

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