一昔前までは「だるま」といえば赤くて大きいものが主流でしたが、今では様々なタイプのものを見かけます。

 

ピンクやブルーなどカラフルで、しかもサイズも小さいものも多いため、気軽に購入する人も増えたのではないでしょうか…。

 

ただ、買ったはよいけれど「飾り方や飾る場所がわからない」という人も多いかもしれませんね。

 

だるまも縁起物だけに取り扱い方法に悩むこともあるようです。

 

また、処分の仕方やその時期についても知っておきたいところですね。

 

そこで・・・だるまの飾り方や処分の仕方などを中心にご紹介します!

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だるまの飾り方と飾る場所は?

だるまを購入したら、願いを込めて片方の目に「目入れ」を行います。

 

祈願の目的や宗派によっても異なる点はありますが、一般的には向かって右、つまり「だるまの左目」に墨などで目を入れることが多いです。

 

なぜかというと、左目は物事の始まりという意味の「阿(あ)」を表し、右目は物事の終わりという意味の「吽(うん)」を表しているからです。

 

これは、サンスクリット語に由来するもので、十二の母音の最初と最後の音を表しています。

 

現在では「阿吽の呼吸」など、2人で何かを行う時に息がピッタリ合うことを意味する言葉などもありますね。

 

密教では、総じて「万物の根源」を表すといわれており、神社の狛犬なども口を開けた「阿形」と、閉じた「吽形」の一対二体で構成されていますよね。
 
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両目にそうした意味を持つだるまですが、飾る場所については元々神棚の向かって右側に飾るものとされていたようです。

 

もちろん「絶対にここでなくてはいけない」という決まりごとのようなものはありません。

 

ただし、縁起物ということもあり、きれいに掃除されていて、私たちを見守ってくれるような場所に置くのが理想的ですね。

 

小さいものであれば神棚や仏壇、大きいものであれば床の間などに飾るのがしっくりきますね。

 

飾り方にも特に決まりはないので「自分がここ!」と思う場所に飾るのがよいでしょう。

 

強いて挙げるとすれば、だるまの顔を南から東の方向に向けるのがベストともいわれています。

 

しかし、家の造りや床の間の位置などが都合よくマッチしているとは限りませんので、無理に向きを決めるといった飾り方にする必要はないでしょう。
 

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だるまの処分時期は?

昔からずっと家にあったり、受検などの時に購入して数年間持っていたりということも少なくないと思いますが、実はだるまの願掛けの有効期限は1年間とされています。

 

したがって、1年経ったら処分する時期が来たと考えるのが一般的です。

 

願い事が成就した時は、もう片方の目を入れます。

 

叶った時点で処分しても構いませんが、そのまま飾っていてもOKです。

 

飾り方も特に変更する必要はありません。

 

叶った後に飾るのは1年以内という考え方もありますが、時期が過ぎても縁起がよいので処分せず、そのまま取っておいて新しいものと並べるということもよくあります。

 

願い事が叶わなかった場合については、大抵は1年過ぎたら処分時期とされています。

 

古いものを供養することで、次の縁起に繋げられると考えられているからです。

 

地域によっては処分する時にもう片方の目入れをすることもありますので、近くにお住まいの詳しい方に尋ねてみるのがよさそうです。
 
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だるまの処分の仕方は?

願い事が叶わなかったり、お役御免になってしまったりしても、 普通のゴミと一緒に出すという処分の仕方はやめましょう。

 

願い事が叶っても叶わなかったとしても感謝の気持ちを持つことが大切です。

 

近所の神社などでどんど焼きなどを行っていれば、そこに持っていくのがよいでしょう。

 

1月15日の小正月を目安に行われるのが一般的ですが、松の内の期間が終わり次第行われているところもあるようです。

 

ただし、「だるまを燃やすと目が潰れる」ともいわれ、地域などによっては厳禁とされていることもあります。

 

その場合は費用は少しかかると思いますが、神社などで供養して処分していただきましょう。

 

もちろん、お寺でも供養していただけるところもありますので、事前に確認しておくとよいですね。

 

他にも、だるま市 人形供養祭に持ってくという方法もあります。

 

願い事が成就した暁には、次は一回り大きいだるまを購入してステップアップを図るのもよいですね。

 

成就しなかった場合でも、「今度こそは!」と意気込んで無理に大きいだるまを購入する必要はありません。

 

縁起物ではありますが、結局は自分の努力や実力を発揮できるかにかかっていますので、 心の拠り所として飾っておくのが理想ですね。

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