鍋料理には欠かせない調味料のポン酢。
他の用途を知らず余らせてしまう人も多いようです。
お酢が含まれているので保存が利くと思っている人も多いですが、実は意外と劣化が早いタイプの商品もあります。
賞味期限には十分注意して使い切ることが大切です。
砂糖や醤油などをブレンドして製造されるため、保存の面でも常温で可能な醸造酢とは異なります。
そこで・・・ポン酢の賞味期限や保存方法についてご説明します!
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目次
ポン酢の賞味期限はどのくらい?開封前と開封後は?
一口にポン酢といっても、様々な種類があります。
柑橘類の果汁を多めにブレンドされたものや、減塩タイプのもの、最近ではジュレ状になったものもあります。
商品によって製造方法が異なり、賞味期限にもバラつきがあります。
開封前であれば、大体製造から1~2年前後が賞味期限となっています。
念のため、購入したポン酢の瓶などに記載されているラベルを確認してくださいね。
開封後についても商品によって異なりますが、 2~3ヶ月以内で使い切る方がよいでしょう。
柚子ポン酢のように柑橘系の香りがさらに強調された商品であれば、開封後は香りが飛んでしまうため、どんどん風味が落ちてしまいます。
また、ジュレタイプであれば温度変化に弱いので、冷蔵庫から「取り出して、また戻して」を繰り返すうちに劣化してしまいます。
ジュレタイプを使用している場合は、1ヶ月以内に使い切ることを目安としてください。
また、ラベルに記載されているのは、あくまでも未開封(開封前)の賞味期限なので、開封した場合は保存方法によって日持ちも変わってきます。
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ポン酢の賞味期限が切れても食べられる?
賞味期限というのは、あくまで美味しく食べられる期限の目安を意味します。
したがって、ポン酢の場合は期限切れになったらからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限が切れてしまっても、商品の原料や保存状態によっては食べても健康に差支えないことも多いです。
ポン酢の多くは醤油や酢を原料としており、塩分やお酢の殺菌作用によって腐敗しにくい調味料です。
ただし、砂糖や果汁などが多めの商品になると、糖分量が多い分、開封後は雑菌が増えてしまう可能性が高くなります。
もし従来のポン酢と比べて臭いがきつくなっていたり、液体にとろみが感じられるようになっていれば、食べないようにしましょう。
ポン酢の保存・開封前と開封後は?冷蔵庫が基本?
保存方法については、開封前であれば 常温の冷暗所に置いておくのもOKです。
ただし、開封後は冷蔵庫に入れておくのが基本です。
ポン酢は温度変化によって香りや風味が飛んでしまうことも多いです。
開閉による温度変化のあるドアポケットより、冷蔵庫の奥の方に入れておくことが望ましいです。
大抵は短期間で使い切ってしまうという場合も、それだけ蓋の開け閉めが多いということなので注意してください。
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期限切れにしないために使い切る方法は?
ポン酢というと、鍋料理や湯豆腐にしか使い道が思いつかないという人も多いようです。
砂糖や醤油、出汁が含まれているので、実は様々な料理に活用できる万能調味料です。
期限切れになる前に使い切る方法はたくさんあります。
ごま油と一緒に生野菜に和えるだけで、簡単に中華風サラダができてしまいます。
豚肉の生姜焼きや鶏の照り焼きも、ポン酢を使うことで醤油や砂糖をブレンドする手間が省け、さらに酸味があることでサッパリした味付けにできます。
鶏の手羽とゆで卵をポン酢で煮ると、簡単にコクのある甘酸煮も作れます。
手作り餃子のタレに利用するのも美味しくいただけますね。
それでも使い切れないという人は、開封しても空気に触れにくい構造になっているパッケージの商品を選ぶと、最後まで美味しく使い切ることができるでしょう。
ポン酢の賞味期限や保存方法について紹介しました。
香りや風味を感じて美味しく食べるためにも、なるべく量の少ない商品を選びたいですね。
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