ピザやトースト、グラタンなどに、「とろけるチーズ」をよく使用するご家庭も多いと思います。
牛乳は苦手でもチーズなら食べられるというお子さんも多いので、カルシウムの補給にも重宝します。
ただし、しばらく使用しない期間があると、劣化したりカビが生えることも珍しくありませんね。
そもそも賞味期限はどのくらいに設定されているのでしょうか…。
また、なるべく劣化しにくい保存法を知っておけば便利ですよね。
そこで・・・とろけるチーズの賞味期限や保存法などについてご紹介します!
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目次
とろけるチーズの賞味期限・未開封と開封後は?
とろけるチーズの賞味期限は、メーカーや製造方法によっても異なりますが、未開封の場合は製造から3~6ヶ月くらいになります。
チーズは発酵食品ですが、乳酸菌が含まれているので空気に触れると一気に傷んでしまいます。
そのため、開封後の賞味期限は急激に短くなりますので、1~2週間で使い切るようにしましょう。
カビが生えたり、異臭がすると感じた場合は食べないようにしてください。
グラタンを作る時くらいしか使用しないという場合は、なるべく量の少ないものを購入するようにしましょう。
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期限切れのとろけるチーズ・食べられる目安は?
賞味期限というのは、食品が美味しく食べられる目安の期間のことをいいます。
したがって、期限切れになってしまったとろけるチーズも、絶対食べられないということではありません。
基本的には、見た目や臭いなどに異変がないことが食べられる目安となります。
とろけるチーズはカビが生えることも多いですが、表面にぬめりが出てくるというのが腐敗のサインです。
また、酸っぱい臭いがしてくると傷んでいる証拠です。
これらの異常がなければ、味は多少落ちているかもしれませんが、食べても健康を害すようなこともないでしょう。
とろけるチーズの保存法は?冷凍できる期間は?
とろけるチーズは、冷蔵保存が基本です。
開封した場合は、なるべく空気に触れないようにジップロックなどに入れて保存するようにしましょう。
空気に触れると乳酸菌の発酵が進んでしまうことと、乾燥によっても美味しさが失われてしまいます。
また、とろけるチーズは冷凍保存も可能です。
購入してきた袋ごと冷凍庫に入れて、その都度必要量だけを使っていくことができます。
冷凍保存した場合は、半年~1年ほどは長持ちします。
ただし、冷凍したチーズは必ず加熱してから食べるようにしてください。
スライスチーズよりシュレッドチーズが劣化しやすい?
とろけるチーズの中にも、大きく分けるとナチュラルチーズに分類されるものと、 プロセスチーズに分類されるものがあります。
ナチュラルチーズは発酵がまだ継続しているので、時間の経過とともに味や風味が変化していきます。
ピザ用のシュレッドチーズは、発酵途中のナチュラルチーズになります。
また、プロセスチーズというのは、保存性を高めるためにチーズを加熱処理して発酵を止めたものです。
スライスチーズの場合は、保存に優れたプロセスチーズに含まれます。
したがって、とろけるチーズの場合もスライスチーズの方が賞味期限が長いということになります。
また、シュレッドタイプの場合、袋から手づかみで取り出したりすることもあるため、カビが繁殖してしまうことも多く劣化しやいといえます。
ただし、スライスチーズも開封してしまうと、1枚1枚は個包装になっていても乾燥しやすいというデメリットもあります。
これらを考慮した上で、「どちらを購入するか」「冷蔵保存にするか、冷凍保存にするか」などを決めるとよいです。
用途などによって上手く使い分けることが重要ですね。
もともとカビによって発酵させたチーズ以外は、カビが生えたら食べるのは危険です。
とろけるチーズも開封してしまったら、なるべく早く使い切るようにしたいですね。
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