猫舌 原因 克服法

熱々の鍋やスープ、ラーメンなどは、猫舌の人にはちょっと食べにくい料理ですよね。

 

ラーメンなどは大好きだったとしても、熱々が美味しいものを食べられないのは悔しいですね。

 

実は、猫舌というのは生まれつきの体質が原因ではなく、舌の使い方が上手かどうかに根本的な問題が潜んでいます。

 

したがって、そのメカニズムがわかっていると克服できることもありますよ。

 

そこで・・・猫舌の主な原因や克服法についてご紹介します!

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目次

猫舌の原因は舌使いの方法にある?

一般的に、熱い食べ物を舌先で舐めるような食べ方をしてしまう人は、「自分は猫舌だから」と思いがちです。

 

しかし実際には、舌使いの方法に原因があるとされ、体質的な問題とは異なっています。

 

人間の舌には「味を感じる」「温度や食感を感じる」「動かすことで咀嚼を流す」といった働きがあります。

 

僅かな舌の領域の中でも場所によって支配する神経が異なるため、食べ物の温度に敏感な部分とそうでない部分に分かれているのです。

 

一般的に、舌の付け根の部分は温度に鈍感であり、先端の部分は温度に敏感になっています。

 

つまり、猫舌の原因は食べ物の温度に敏感な舌先をよく使うことにあり、舌使いの方法を変えることができれば克服することも可能です。

 

ちなみに、温度を感知する神経の個数に個体差はありません。

 

すべての人が同じ舌の使い方をすれば、猫舌という言葉自体も存在しなかったかもしれませんね。

 

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猫舌の原因は火傷のトラウマ?

誰しも、熱い食べ物を食べた時に、舌や口の中を 火傷してしまったという経験はあるでしょう。

 

この火傷の経験がトラウマとなり、食べる時により熱さを感じやすくしている原因になっているようです。

 

どうしても口の中に頬張ることを拒んでしまい、猫舌のように舌先で触れるように食べる習慣が付いてしまっています。

 

すると、余計に熱さを感じやすくなるため、熱いものに対する苦手意識が拭い切れないようです。

 

猫舌の原因には、こうした火傷のトラウマが関与している部分も大きいとされています。

 

 

猫舌の原因は過保護に育てられたから?

猫舌は遺伝するといわれることもありますが、そもそも体質的な問題ではないため遺伝は関係ありません。

 

ただし、親も熱いものが苦手だったりすると、食卓に熱い料理が出てこなかったりするケースもありますね。

 

また、過保護に育てられたことが原因で、猫舌になるという話まであります。

 

幼い子どもの頃だと熱い料理はフーフーしてもらってから食べたり、よく冷ましてから食事をするというスタイルが影響しているという考え方です。

 

これには賛否両論あると思いますが、必ずしも過保護な育ちが影響しているともいえないでしょう。

 

 

猫舌の克服法とは?

なかなか簡単にはいかないようですが、猫舌を克服するには食べ方を工夫するのが第一歩となります。

 

熱いものを食べる時には、ゆっくりと口の奥に運ぶように食べるだけで感じ方が全く変わってきます。

 

舌先に触れないよう、舌を下の前歯の裏に隠すようにして食べるのも効果的です。

 

 

また、食事の姿勢が悪いと猫舌になりやすいです。

 

特に、前かがみになっている猫背の人は、猫舌になりやすいという傾向もあります。

 

胸を張って姿勢よく食事をすることで、咀嚼の動き歯並びをよくするという効果もあります。

 

 

正しい姿勢で食事を摂ることは、猫舌の克服法になるだけでなく他にもメリットが多いため、ぜひ実践してみましょう。

 

最初は少し勇気が必要かもしれませんが、慣れてくれば徐々に克服に繋がるはずです。

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