酷暑に耐え切れずにエアコンをつけたら、「冷房が効かない!」ということがありますね。
暑いので余計イライラしてしまいがちですが、冷房が効かない原因はどこにあるのでしょうか…。
買い替えはもちろん、修理でもお金がかかるので、自力で解決するに越したことはありません。
もしかするとちょっとしたことで上手く機能していない可能性もありますので、ぜひチェックしてみましょう!
そこで・・・エアコンの冷房が効かない時のチェック項目をまとめてみました。
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目次
エアコンの冷房が効かない時は本体やリモコンの点滅をチェック!
暑い夏場にエアコンの冷房が効かない場合は、まずは本体やリモコンを確認しましょう。
何かしらの不具合で冷房が作動していない場合、エアコン本体に点滅している部分があったり、リモコンにエラー表示が出ている場合があります。
点滅しているランプやエラー番号などにより、自力で解決可能なのかがわかることもあります。
もし表示が出ている場合は取り扱い説明書を確認し、それでもわからない時はメーカーに直接問い合わせた方が早いです。
また、冷房をつけたつもりが、「自動運転」「ドライ」「送風」「内部クリーン運転」「暖房」になっている可能性もあります。
特に「自動運転」の場合は温度表示は出ていますが、自分の好みの温度まで下げることができていないこともあります。
その他、停電が起こった時に初期設定が必要になる場合もあるため、特にリモコンはしっかりチェックして下さい。
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エアコン内でガス漏れが起こると冷房が効かない原因に!
エアコン内部には、空気を冷やしたり温めたりするガスが入っています。
一般的には「冷媒ガス」「フロンガス」などと呼ばれています。
通常、ガス漏れが起こることはありませんが、室内機と室外機を繋ぐホースや室外機などに穴が空いていると、そこからガスが抜けてしまいます。
すると当然、冷房が効かない原因となってしまいます。
ガス漏れしている場合、修理してガスを補充する必要がありますので、メーカーか修理会社に依頼するしかありません。
また、エアコン設置時のミスなどで、少しずつガスが漏れているというケースもあります。
微量の場合、全く冷房が効かないということはありませんが、完全に抜けると冷暖房ともに作動しなくなります。
ガス漏れというと体に害がないのか心配になるかもしれませんね。
シャープの人の話によると、健康被害を及ぼすものではないため、その点は問題ありません。
エアコンのフィルターや内部の汚れで冷房が効かないことも!
エアコンは、内部にある熱交換機の冷媒配管が作動して、冷たい空気や温かい空気を運んでくれます。
室内機の中に汚れが溜まっていると、エアコンは空気ではなく汚れを冷やしてしまうことになります。
特に熱交換機に汚れがあると効果が薄れるため、思うようにエアコンが効かないという現象も起こります。
また、 フィルターに汚れが溜っていることも冷房の効きを悪くするため、こまめに掃除するようにしましょう。
最近の機種では、「内部クリーン運転」「内部クリーニング」というモードもありますので、特に冷房を使用した後は一定時間使用することをおすすめします。
ダイキンのエアコンなどは、冷房を停止すると自動で内部クリーン運転に切り替わるようになっていますので、そのまましばらく利用しましょう。
素人ではあまり手が出せない「エアコン内部の掃除」を自動でやってくれます。
室外機の故障や汚れ、直射日光などが原因になることも!
室外機の故障や周辺の環境によっても、エアコンの効きが悪くなることがあります。
冷房の場合、室内機からは冷たい風が出ますが、室外機からは温かい風を出して熱を放出しています。
そして、冷やした風を取り込んでいきます。
しかし、室外機の吹き出し口周辺にものを置いていると、熱を帯びた空気を冷やす前に取り込むことになり、正常通りに作動しなくなります。
故障ではないので、吹き出し口の前に植木鉢などを置いている場合はどかしてください。
ちなみに、室外機の上にものを載せたり、後ろにものがある分には影響はありません。
さらに、室外機が直射日光にさらされていると、周辺の温度も高くなってしまうため、しっかり放熱できなくなって思うように冷房が効かないこともあります。
1mほど離れたところに葦簀(よしず)を立てかけるなどして日陰を作ると改善します。
また、ダイキンには室外機に水をかける装置があるため、そちらを設置するという手もあります。
万が一故障している場合は、エアコン自体を買い替える方が安上がりかもしれませんね。
最近では40℃を超える地域も続出していますし、そんな中冷房が効かないというのは熱中症などの危険性も高くなります。
ぜひ早めの対策をお願いします!
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