一口に 「さつまいも」といっても、様々な種類がありますよね。
ホクホク系からねっとり系まであり、甘さも品種によって随分異なります。
そんな中で、ごく最近知られるようになり、人気が出てきた品種に「シルクスイート」があります。
とても甘味が強いため美味しさも一歩抜け出ており、ぜひ食べて欲しい逸品です!
では、さつまいもの品種・シルクスイートの特徴や産地、おすすめの食べ方をご紹介します!
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目次
さつまいものシルクスイートの特徴は?
シルクスイートは、漢字で書くと 「絹甘芋」とされ、甘みが強く絹のようななめらかな舌触りが特徴です。
2012年に誕生した新しい品種ですので、まだ知らない人も多いかもしれません。
「春こがね」と「紅まさり」という品種を交配させて誕生しました。
形は紡錘形、皮は濃い紅色で、中身はきれいなクリーム色をしています。
焼き芋にすると、黄色を超えてオレンジ色に迫るように変色し、ねっとりした味わいと甘味は抜群といえるでしょう。
収穫の時期は9月下旬~10月頃です。
保存の効く品種とされ、貯蔵することによって甘みが増すのも特徴の1つです。
出荷され旬として扱われる時期は12月~2月頃になります。
糖度に関していえば、一般的なさつまいもは7度前後ですが、シルクスイートは最低でも8.8度はあります。
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さつまいものシルクスイート・主な産地は?
さつまいもの産地といえば 鹿児島県を思い浮かべますが、シルクスイートはどこで栽培されているのでしょうか。
実はテレビで紹介されて有名になりましたが、品種登録されたばかりということもあり、一般の市場にはまだあまり出回っていません。
シルクスイートは群馬県にある「カネコ種苗」という企業のオリジナルの品種になっています。
インターネットで取り寄せられる産地を調べてみると、鹿児島県、熊本県、茨城県、千葉県で作られているのがわかります。
さつまいもの中ではまだまだ貴重な存在のようです。
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さつまいものシルクスイート・おすすめの食べ方は?
シルクスイートはとてもなめらかでしっとりしており、筋っぽさは全くありません。
その上、前述した通り、加熱しただけで他には何も手を加えなくても最初からスイートポテトのような感じです。
おすすめの美味しい食べ方としては、なんといってもまずは 「焼き芋」です。
焼き芋用の鍋もありますが、オープントースターでも美味しく作ることが出来ます。
軽く洗って表面の汚れを落としたシルクスイートを、オーブントースターで15分ほど焼きます。
さらに裏返して10~15分焼きます。
触ってみて柔らかくなっていれば出来上がりですが、大抵は蜜のようなものがこぼれ落ちています。
太めのものを焼く時は、様子を見ながら時間を増やして下さい。
焼き上がったらそのまま食べても充分美味しいのですが、さらに一手間かけるとさらに他の楽しみ方を味わうこともできます。
ジャガイモの代わりに焼き芋コロッケに使用したり、焼き芋シチューにもできます。
また、揚げさつまいも、黒酢炒め、さつまいもとレンコンのはさみ揚げなど、おかずとしての食べ方にもバリエーションが増えそうです。
もちろん、スイーツの定番であるスイートポテト、大学芋、かりんとう風、干し芋などは、いうまでもなくおすすめです。
シルクスイートはこれからますます人気が高まり、出回る量も増えそうです。
お店で見かけたら、ぜひ購入して美味しさを体感してみてくださいね。
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