乾物の代表として、日本の食卓には欠かせない 高野豆腐。
精進料理として鎌倉時代頃から食べられていたという歴史があります。
淡白な味わいと独特の食感、食べ応えで色々な料理に重宝しますが、乾物なので使用する際には「戻す」という作業が必要ですね。
丁寧に戻すことで美味しく頂けますが、最近では一風変わった戻し方も注目されています。
では、高野豆腐の戻し方についてご説明します!
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目次
高野豆腐の戻し方・一般的な方法や時間は?
高野豆腐の戻し方の基本は、 湯戻しです。
単にお湯につけて戻す方法ですが、コツとしては50度くらいのお湯を使用することと戻し過ぎないことです。
高野豆腐がたっぷりと浸かるくらいのお湯を用意し、約10分間浸けておきます。
戻し終わったら、優しく手で挟むようにして絞り、好きな大きさに切って使用します。
あまり時間が長過ぎると崩れやすくなったりしますし、逆に時間が短いと中に芯が残ってしまいます。
芯が無くなるまでお湯に浸しておくことが最も重要なポイントですね。
高野豆腐の戻し方・熱湯で新食感に!
高野豆腐を熱湯で戻すことは タブーとされています。
これは食感が大きく変わってしまうためです。
また、熱湯を使用すると煮物などに入れた際、崩れてしまって利用できなくなってしまいます。
ただ、最近では熱湯で戻した時の食感がよく、美味しいと話題になっており、あえて実践する方も増えているようです。
方法は簡単で、鍋に熱湯を沸かして高野豆腐を入れ、火を止めて5分程度おきます。
すると、普通に戻した時とは異なりプルプルの食感になるのです。
例えていうとお麩や湯豆腐のような食感になるということで、そのままオリーブオイルと塩をかけて食べたり、スープの具材にしたりすると美味しいと評判です。
高野豆腐の戻し方・電子レンジで簡単に!
電子レンジを使う方法も簡単ですね。
耐熱容器に高野豆腐とひたひたになるくらいの水を入れ、レンジにかける前に3分くらい置いておきます。
その後、600Wで2分間加熱しましょう。
加熱後は切り分けて、煮物などに利用します。
こちらも時間が長過ぎると崩れやすくなりますので、ご注意ください。
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炊飯器を使うと激ウマ料理に変身する?
テレビ番組で裏技として紹介された方法が、高野豆腐を炊飯器で水から炊くと 豆腐が作れるというものです。
しかも、激ウマの豆腐に変身するといいます。
高野豆腐4枚を米1合炊きの時の水加減で炊くとよいそうです。
ただし、この方法は炭酸水素ナトリウムを使って作られたものだけに適用できるレシピです。
製品によっては却って激マズ料理になってしまうかもしれませんね。
高野豆腐は栄養満点ということで、子どもから年配の方まで不足しがちな栄養素を補うことができます。
料理のアレンジも工夫次第ですので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。
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