最近は、 ドライフルーツの栄養価が高いことが注目されるようになり、自宅で手作りする人も増えています。
冬が旬のみかんも上手に乾燥させることで、凝縮された味を堪能できますよ。
ただし、みかんは水分が多いので、カビが生えるなど失敗してしまうこともあります。
天日干しやオーブンなどを上手に活かして美味しく作りたいですね。
では、みかんのドライフルーツの作り方と、栄養、カロリー、保存法などをご紹介します。
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目次
みかんのドライフルーツの作り方・天日干しやオーブンを使って!
みかんのドライフルーツの場合、薄くスライスしてから 天日干しにするのが基本の作り方です。
みかんは5mm程度にスライスし、ざるなどに載せて風通しがよく日の当たる場所に置いておきましょう。
朝から夕方までは外に干しておき、夜は室内で管理します。
時々裏表を返えす。
みかんに含まれる水分にもよりますが、5日程度でドライフルーツとして食べられるようになります。
ただし、天日干しは天気のよい時が続かなければ、上手に作ることができません。
その場合は、オーブンを使うと簡単に作ることができます。
天日干しの時と同様、みかんをスライスしてオーブンシートに載せ、100℃のオーブンで1時間くらいじっくりと焼いていきます。
時々、裏と表を返しながら乾燥状態を見計らって完成まで持っていきます。
しっかり乾燥させれば保存が長く効くようになりますが、すこし水分を残してセミドライフルーツとしても楽しむことができます。
お好みで焼き加減を調節するとよいでしょう。
みかんのドライフルーツの栄養やカロリーは?
しっかり乾燥させることで水分が抜けた分、 栄養価が凝縮されて高まるというメリットがあります。
また、皮もそのまま食べられるようになるので、普段は捨てている部分の栄養成分も余すことなく摂取できるようになります。
ドライフルーツにしたみかんは、ビタミンA、ビタミンB群、カリウム、食物繊維などが豊富です。
特に食物繊維の量が増えるため、 便秘解消などの効果が高くなります。
もちろん、ビタミンCなどが本来持っている免疫力などもアップするため、風邪などの感染症予防にも効果的です。
気になるカロリーは100gあたり約250Kcalです。
生のみかんと比べると高カロリーですが、他の果物を使用したドライフルーツに比べると低カロリーの部類に入ります。
ただし、嵩が減って食べられる量も増えるため、食べ過ぎには注意してくださいね。
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みかんのドライフルーツの保存方法と期間は?
みかんをドライフルーツにした場合、しっかりと乾燥させて水分が抜け切っていれば、清潔な保存容器に入れて 1年程度は常温保存が可能です。
その際、保存容器に乾燥剤を入れておくとよいでしょう。
また、セミドライの場合は、タッパーなどに入れたものを冷蔵庫に入れておくと2~3ヶ月は持ちます。
セミドライにしたものを冷凍することもでき、その場合は6ヶ月程度を目安にしてください。
乾燥状態にもよって変わってくるので「カビが生えた、変色した」などの異変があれば、食べないで処分しましょう。
捨ててしまう時は、カビが生えた部分だけを処分するのではなく、同じ容器に入れていたものはすべて処分するようにしてください。
みかんのドライフルーツについてご紹介しました。
スーパーなどで購入しようとすると意外と高いイメージもありますので、旬の時期にたくさん手に入ったら、自己流の保存法の1つとして覚えておくと便利ですね。
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