果物を干して水分を抜くと、栄養や旨みが凝縮したり保存性が良くなるというメリットがあります。
そんなドライフルーツの代表といえば、 レーズンですね。
スーパーやコンビニでも必ずといっていいほど購入できますし、値段も比較的リーズナブルです。
もちろん美容や健康によい栄養素がたくさんあるので、子どものおやつなどに取り入れていきたいですね。
そこで、レーズンの主な栄養成分や効果、効能、カロリーについて紹介します。
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目次
レーズンの主な栄養成分とカロリー!
レーズンに含まれる主な栄養成分は、糖類、ポリフェノール、食物繊維の他、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分などのミネラル類などです。
なかでも糖分が全体の70%を占めているので、 エネルギー源としても重宝します。
朝食のヨーグルトやサラダにトッピングすると、栄養バランスを整えエネルギーも補うことができます。
また、保存が効くので災害時の非常食としても便利です。
気になるカロリーは100gあたり 約300kcalになります。
使用するぶどうの種類によっては、もっと高カロリーなものもあります。
小さくてパクパクと口に運びやすいので、ダイエット中の人は食べ過ぎに注意が必要ですね。
レーズンの効果・効能は?
レーズンは、 カリウム、カルシウム、マグネシウムといったミネラル類が豊富です。
カリウムは、体内の余計な水分や塩分を排出してくれる働きがあるので、むくみや高血圧に効能を示す他、糖尿病の予防にも効果があります。
カルシウムやマグネシウムは、丈夫な骨や歯を形成するのに必要な栄養素です。
また、食物繊維が豊富に含まれているので 便秘解消に高い効果が期待できます。
ヨーグルトと一緒に食べることにより、レーズンの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌の相乗効果でさらに腸内環境を整える効能が高まります。
便秘解消によって腸内環境が改善されると、免疫力が向上したり肌の状態が良くなったりする作用もアップします。
ぶどうの皮には、アンチエイジングに欠かせないポリフェノールも豊富に含まれています。
レーズンの場合は、特にポリフェノールが多い皮の部分も一緒に食べることができるので、老化防止に最適といえます。
特に肌のシミ、シワ、たるみが改善されるほか、体内では動脈硬化を防ぎ生活習慣病にも効能を持っています。
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レーズンの栄養と妊婦さんとの相性は?
妊婦さんのおやつとしても、栄養価の高いレーズンはおすすめです。
レーズンには鉄分や食物繊維が豊富に含まれていますので、妊婦さんに多い貧血や便秘といったトラブル解消にも効果があります。
また、利尿作用のあるカリウムはむくみ防止に繋がりますし、そのほとんどが胎児への供給に回されるカルシウムの補給にも一役買ってくれます。
スナック菓子や洋菓子などに比べれば、脂質も少ないので手軽に食べすくなっています。
ただし、食べ過ぎてしまうと糖分が高いだけにカロリーオーバーになりかねません。
あらかじめ食べる量を決めて、小皿に出しておくなどといった工夫は必要になりますね。
レーズンの栄養と効果効能についてご紹介しました。
糖分は脳のエネルギー源となりますので、毎朝ヨーグルトなどと一緒に食べるのもおすすめです。
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