お正月に食べる機会が増える お餅。
きなこやあんこなど甘いものと合わせても、のりや醤油などの塩気のあるものと合わせても美味しいですね。
ところで、お餅を食べるとお腹に溜まるようなイメージがありますし、よく腹持ちがいいといわれていますよね…。
実際には消化に良い食べ物なのか、それとも悪い食べ物なのか、どちらなのでしょうか?
「風邪や胃腸炎、下痢などの時に食べて良いのか?」というのも気になりますね。
そこで・・・お餅は消化に良いのか?悪いのか?というテーマでご説明します!
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目次
餅は消化に良い?悪い?消化時間はどのくらい?
お餅は腹持ちが良い食べ物として知られています。
腹持ちが良いと聞くと、消化時間がかかって胃に負担をかけるイメージがありますが、実際には 消化に良い食べ物です。
餅の原料になるのはもち米ですが、主成分はアミロペクチンというデンプン質になります。
デンプンは米や芋などに多く含れまていますが、胃痛や腹痛などを起こしにくい食べ物といえます。
消化時間の目安も、 1時間半~2時間くらいと短めですね。
餅の消化・ご飯やパン、麺類に比べると?
お餅の消化にかかる時間は、 ご飯とほぼ同じくらいです。
パンや麺類などの小麦製品は、米と比べるとさらに消化が早いといわれています。
風邪をひいた時などに、うどんなどを食べる機会も多いですよね。
特に、アスリートなどはエネルギーに変わりやすいことを重視しますので、試合前などに麺類などを食べると実際にパフォーマンスが良くなるといわれています。
ただし、パンや麺類にはバターや卵を添加しているものも多くあるため、それらの場合は消化が悪くなります。
また、パンに具材が挟まっている場合や、麺類に合わせているソースの種類でも大きく変わってきます。
餅は風邪や胃腸炎、下痢の時に食べてもいい?
餅は消化に良い食べ物ですので、 胃腸炎や 下痢など消化器系のトラブルの時でも食べていいといわれています。
温かい雑煮などにして、柔らかくすると食べやすいでしょう。
また、すぐに飲み込めず咀嚼回数が上がるので、体調不良時の食事として推奨されています。
ただし、風邪でのどに痛みがある時などは、少し飲み込みにくいということがデメリットになります。
餅の食べ過ぎは太りやすい?
お餅は太りそうなイメージがありますが、消化スピードも早いためそれほど太りやすい食べ物ではありません。
ただし、同量のご飯と比べると嵩が減っている分多めに食べてしまうので、カロリーオーバーになりやすく、 食べ過ぎには注意が必要です。
また、あんこやきな粉と一緒に食べたり、甘い汁粉などにしたりすると、糖分を多く摂ることになるので太る原因になるでしょう。
切り餅1個で約115Kcalですので、1度の食事で食べる量としては1~2個程度が許容摂取量となります。
お正月には、お餅以外にも様々なご馳走を食べる機会が増えますので、腹八分目でとどめておく方が得策です。
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